エレスチャル水晶の鉱物標本です。
こちらは新発見されたものとのことで
エレスチャルに白と緑の成分が細かく
張り付いているように見えますが
ここからエレスチャル水晶が成長したのかなとも思います。
エレスチャルの母台というかマザーボード
土台となる胎盤のようなものが付いた鉱物なのかもしれません。
まるでソード(剣)のようなビジュアルですね。
エレスチャルはある一定の環境の下で急激に生成された水晶で
骸骨のようにゴツゴツとした結晶が現れたり
水や空気、さまざまな成分のインクルージョンを含んでいます。
小型で先端が両方とも尖っているものが一般的ですが
こちらは地面から生えているものを抜き取ったように
下半分が別の成分で覆われています。
エレスチャルの形成過程がわかるような一品です。
鉱物名___Skeletal Elestial QUARTZ Crystal(骸骨水晶、鰐(ワニ)水晶)
サイズ___19×16×53mm
重さ____16g
原産地___内モンゴル(中国)
エレスチャルの特徴は骸骨のようなゴツゴツとした結晶で、ワニの鱗にも見えることから鰐水晶とも呼ばれています。なぜか「水晶の最終形態」と呼ばれ近年人気が高まっている鉱物です。水晶内部にさまざまなインクルージョンを持つため多くの要素を含み、特殊な形態を持つ水晶でもあるので、そのパワーや可能性に注目が集まっているようです。アトランティス人のメッセージとも言われています。
エレスチャルはまだまだ未知の要素が多い鉱物なのかもしれませんが、私の直感としては、フロッピーディスクやUSBみたいな小型のデータ保存ツールといった印象です。たとえば水晶がハードディスクのような大容量の情報発信受信&保存ツールだとしたら、エレスチャルはその小型版といった所です。スマホに近いかもしれません?!
今では大分簡単になりましたがパソコンを使いこなすには一定の知識や技量が必要になります。スマホに比べてその管理や仕様を存分に使いこなすにはユーザー側にもある程度の知識や経験が必要とされるように思います。その点USBやスマホといった小型の情報ツールはパソコン並みの大容量ではないですが扱いやすいという点では類似しています。エレスチャルには水晶に対してよりアクセスしやすい何かがあるのではないかと思います。
水晶の中のインクルージョンや不純物は、水晶の中でそのエネルギーが増幅されよりその意味をわかりやすく伝えてくれるのかもしれません。エレスチャルは小型の水晶で、癒しの力が評価されていますが、持ち主にそのエネルギーやメッセージを伝えやすくしてくれる石なのかもしれません。
こちらの鉱物は鉱物の生々しさが残る石で、剥離したような結晶の断面まで見ることができます。ホワイトとカーキ色のグリーンの組み合わせは美しく、この鉱物の癒しの力を表しているかのようです。見ているとなぜか柔らかい気持ちになる不思議な力があるようです。