キラキラとゴールドのモスコバイトに囲まれた
アクアマリンの鉱物標本です。
六角柱の結晶体を持つアクアマリン。
表はきれいな面体で上から見ると六角柱の原型を留めていますが
裏は原石のようにゴツゴツしていてモスコバイトと繋がっています。
アクアマリンの冷えたブルーが比較的よく表れています。
モスコバイトの金色の翼のような輝きも見事です。
大きな結晶面が美しく、虹もたくさん入っています。
かわいいエンジェルのように見えるラブリーなアクアマリンです❤
鉱物名___Blue Aquamarine with Muscovite
サイズ___31×30×15mm
重さ____37.4g
原産地___Nagar(パキスタン)
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ベリル(緑柱石)の一種で透明な淡い青色のものから緑色のものまで、アクアマリンと呼ばれています。六角形の柱状の結晶を持ち、ガラス質で透明、半透明です。
原石や加工されたルースなど、瑞々しい青色を出すために加熱処理されたものが多いです。ラテン語の水を意味するAquaと海を意味するMarineから名づけられたように、海との関係が深い石で、古くはローマの船乗りたちが遭難防止のために身に着けていたと言われます。
幸せな結婚生活を象徴し、夫婦を和合させる力があると言われています。持つ人の精神をなだめ、傷ついた心を涙で洗うような強い癒しの効果があります。また、視力回復や目の不調を癒すとも言われています。
モスコバイトは和名では「白雲母」といい、平らな鱗状の結晶をしています。薄く剥がれやすい劈開性を持ち花崗岩中に含まれる鉱物です。モスコバイトという名前は「モスクワのガラス」に由来し、ウラル山脈の白雲母がモスクワ経由でヨーロッパに輸出されていたことから来るそうです。
アクアマリンの透明な柱の中でキラキラと光る天使の羽根のような虹や天使の翼のようなモスコバイト。かねてからアクアマリンには天使っぽいイメージがありますが、金色に輝く羽根のようなモスコバイトと共生し、まさか原石の状態から天使のイメージがあるとは思いませんでしたが、柔らかいイメージの中に傷つきやすさがある本当に天使っぽい石だなと思います。モスコバイト付のアクアマリンは珍しくありませんが、羽根を広げた翼っぽい感じに見えるのは個性的だと思います。