ブラジル産のブルートパーズのルースです。
こちらはアンシンメトリーなファンシーカット。
片側が高く反対側が薄くなっています。
高い所で8mmほど、低い所で3mmくらいなので
かなり片側に厚みをもたせてカットしてあります。
また宝石質のルースではないので表面に研磨痕が随所に見られますが
大きなイメージダウンはありません。
天然石レベルとご了承ください。
青い輝きだけでなくかなりはっきりと内部に虹が見えます。
まるでガラスの中にラメが入っているようで
アイリスクォーツのような虹の輝きです。
触るとひんやり冷たくて清涼感溢れるトパーズ。
アクアマリンを少しグレーにしたような
ナチュラルで落ち着いた色味。
この石の冷たさと透明感は特別なものがあります。
鉱物名____Blue Topaz
サイズ____24x16x8&3mm
重さ_____29.8Cts./5.9g
石の処理___ナチュラル
原産地____ブラジル
和名を「黄玉」というように、黄色を始めとする多くのカラーを持つ石で、硬度が高く古くから宝飾品として愛用されて来ました。黄色いトパーズが一般的だった日本で、明治時代にブルートパーズが発見され、この時代日本は主要なブルートパーズの産出国だったそうです。ほとんどが海外に流出し、現在流通しているブルートパーズは加熱処理されたものがほとんどです。
トパーズは「探し求める」という意味のギリシャ語のtpazosに由来します。古くはペリドットと混同されていたり、熱処理によって着色されたり、黄色と青色のまったく異なるカラーを持つ石だったり、一筋縄では行かない複雑さを持つ石でもあります。
トパーズは11月の誕生石ですが、恐らくこれは黄玉と呼ばれた黄色のトパーズのことだと思います。同じく11月が誕生石であるシトリンも同じ色をしています。私の印象だとブルートパーズは2月の終わりから3月にかけて、まさに今の季節にふさわしい石なのではないかと思います。アメジストのような冷徹さとアクアマリンのような爽やかなブルーを持つブルートパーズは冬の終わりの淡い日差しの季節とよくマッチしている気がします。
奇しくも前回トパーズ(原石)を販売したのもちょうど一年前の2月の終わりでした。トパーズに関するリーディングを読むと、水瓶座の特徴とよく似ている気がしました。宇宙的な視野を持ち、真実を追い求め、博愛と寛容を持ち、クリエイティブで知的なエネルギーをもたらす石。これらの解釈は水瓶座にも当てはまることで、魚座にも若干シンクロします。
アクアマリンと同様、目の病に対して処方されていた歴史があり、眉間のチャクラに作用すると言われています。実際ひんやりとした冷たい石なので、眉間に置いてヒーリングするとより癒しのエネルギーを体感出来るでしょう。
「見る」ということは観察眼や洞察力を養うことでもあり、トパーズの知性や教養を与えるという効果はこの石が眉間のチャクラに作用することによって得られる結果だと思います。トパーズの持つ世界観はとても広大なので、それだけ影響力も大きいのかもしれません。この石の人気が高いのは必ずしも宝石の美しさだけではないかもしれません。