ボツワナアゲートのデザインを活かした
羽根のようにカットされたマーキースシェイプのルースです。
アゲートの縞模様のせいでまるで時空が歪んでいるようなデザインですが
左右対称にカットされきれいに研磨されています。
少し薄めにスライスされてまるで手裏剣のようです。
地層やアフリカの洞窟の岩肌のような
はっきりとした鮮やかなストライプを持つ
ボツワナアゲートはアゲートの中でも特に
パワフルな石です。
私はアゲートの地層や岩肌のようなぐるぐるとした
縞模様が大好きなのですが
アゲートにはアクセサリーというよりも
パワーストーンとして偉大な石だと思います。
アゲートには世界中に多くのファンがいます。
6cm以上ある大きなルースなので
ボツワナアゲートの醍醐味である整った細かい縞模様も
十分に堪能出来ます。
流れるような結晶ラインと、アフリカの大地のような
プリミティブなアースカラー。
あずき色の中に白いクリームが広がったような
あずきのかき氷のような組み合わせです(^^ゞ
鉱物名____Botswana Agate
サイズ____62X27X04mm
重さ_____52.5cts./10.5g
石の処理___天然無加工
製造国____インド
アゲートはカルセドニーと兄弟のような鉱物で、岩石や砂礫の間の沈殿物から形成されます。フォッシル・シェルのような貝化石は貝の成分が他の成分と融合してアゲートを形成するように、アゲートは微生物などの媒介や他の成分の置換によって結晶化された鉱物でもあります。アゲートの強い守護力はさまざまな要素の融合や協力によって生まれて形成される鉱物だからからかもしれません。
アゲートには渦状のデザインをしたものが多く、一つ目のように見えるものもあり、田んぼのカラス除けじゃないですが、古来から一つ目は邪気を祓う力があるとみなされています。エジプトのナザール・ボンジュウというアクセサリーが有名です。護符として愛され、また富や健康をもたらすと言う言い伝えがあるのは、アゲートに周囲の悪い気を封じ込める力があるのかもしれません。
ボツワナアゲートはその名の通りアフリカのボツワナ共和国が原産地です。アゲートの中でも縞模様が特に鮮明で、アゲートの持つ効能を強く持つ石でもあります。
アゲート自体は半透明なのでそんなに強度があるように見えませんが、実は硬度が7もあるとても固い石なのです。この硬さを利用して西洋では古代よりさまざまな彫刻品や装飾具に利用されて来ました。
ボツワナアゲートの縞模様は、アフリカの有名な洞窟を思い出します。極めて原始的なエネルギーを感じさせながら、そのシンプルで流れるようなラインは、同時にどこか未来的なイメージも想起させます。
縞模様はエネルギーのラインを表しており、またそれが広がり増幅している様を見てとれます。半透明のアゲートはそんな視覚できないエネルギーの流れを実際にイメージさせてくれます。まるで洞窟の穴を覗きこんでいるような、時空の歪みを見ているような不思議なボツワナアゲートのデザインは、古代と近未来が同時に迫ってくるようで、見る者の想像力を刺激して止みません。