ドミニカ産のラリマーです。
先端と左サイドが少し緑になっています。
その外はラリマーブルーがよく表れています。
複雑な模様を持つラリマー
時に波しぶきのように見えたり、花びらのように見えたり
様々なイメージを刺激する稀有な天然石ですね。
ラリマーの魅力は色だけでなく同じものがどれ一つとしてない
バリエーション豊かな模様もあると思います。
こちらは海の波が高く空めがけて立ち上がっているようなデザイン
表面には目立ったインクルージョンやヒビなどもありません。
ペンダントやブレスレット、リングにも使える
20カラット以下の小ぶりなルースを揃えました。
鉱物名___Larimar, Blue Pectolite
サイズ___24X15X5mm
重さ____16cts./3.2g
石の処理__ナチュラル
原産地___ドミニカ
ラリマーは流通名で、鉱物はペクトライトです。ペクトライトの中でもブルー・ペクトライトで尚且つドミニカで産出されるものをラリマーと呼びます。ペクトライトはソーダ珪灰石で、石灰などのソーダ石なんですね。なのでペクトライト自体は世界中で産出されますが、ブルー・ペクトライトは稀で、しかもドミニカ産のブルーペクトライトは1974年に発見されたばかりの真新しい天然石です。
まだその価値が認められてから40年ほどしか経っていないのに、すでに良質なものは流通量が減少し、年々価格が高騰しています。やがてドミニカ産のブルー・アンバーのように、天然石ではなく宝石として扱われるようになるかもしれません。
青い色が濃く、模様がはっきりしているものほど貴重だとされています。
私はラリマーをイルカ石と呼んでいるのですが、ラリマーのエネルギーってイルカのエネルギーとそっくりなんですよね。イルカが放つ周波数は特別なものがあって、たとえば自閉症児の治療やコミュニケーションに活用されていたりします。またドルフィン・スイミングなどイルカとの接触体験は、イルカの放つα波が特別な影響を脳波にもたらすようで、体験後は数日夢見心地な気分になることで有名です。
ラリマーはまさにイルカのそのような幸せエネルギーを内包している石で、生産地のドミニカがあるカリブ海はクジラやイルカの世界的な回遊地でもあります。この地域の楽天的で朗らかなエネルギーがまさにラリマーに充填されているのかもしれません。
波目模様が美しく、クラックやヒビなどがないほど美品で価値が高くなりますが、なぜかラリマーに限ってはヒビやクラックも自然なデザインの一部のように私は見えます。ラリマーの原石にはいろんな模様が入っていて、どの部分もかけがえなく全体を構成しているのですが、ルースになるために切り取られるのはその一部分。それはイルカのパーツのようなもので、どれも等しくラリマーの一部であることには変わりないのだなと思います。どこか完璧でない部分を持っている方が、子供っぽいラリマーらしいなと思うのです。やんちゃな坊やの擦り傷のように、微笑ましく見えてくるのです。