ピンクトルマリンの半透明な結晶が入った
母岩付き原石です。
柱状の結晶が横たわるように白い母岩の中に入っています。
母岩には雲母のような銀色の鱗状の結晶がまぶされており
クリーミィな白い母岩をひと際輝かせています。
ピンクトルマリンの柱は積み木が積み重なったように
二つの柱が寄り添っています。
母岩は石灰岩ではないかと思います。
指先サイズの大きさなので、アクセサリー加工にもOK
鉱物のコレクションケースにも収まるサイズです。
鉱物名___Pink Tourmaline,elbaite(リチア電気石、エルバイト)
サイズ___31x16x10mm
重さ____4.8g
石の処理__ナチュラル
原産地___ヌーリスターン州パプローク鉱山(アフガニスタン)
和名で「電気石」と呼ばれるトリマリン。由来はこの鉱物が端と端で異なる結晶を持つため、加熱すると帯電することから来ているそうです。多くの成分や元素を含む複雑な化学構造を持つ鉱物で11種類もの異なるタイプがありますが、その中でもブラックトルマリンが自然界のトルマリンの95%を占めます。
その他のトルマリンにはピンクやブルー、グリーンなどカラフルな色があり、それぞれ固有のネーミングを持っています。ピンクトルマリンは原産地のイタリアのエルバ島から「エルバイト」と呼ばれます。
トルマリンの名前は「ジルコン」を意味するスリランカのシンハラ語から由来します。内分泌系のバランスを整え細胞の再生や肥満を解消する力があると言われています。
アフガニスタン西部のパキスタン北部に隣接する町からやって来たピンクトルマリン。この地方はラピスラズリやフローライトなどの青い石も多く採れるだけでなく、ピンクトルマリンのような鮮やかなトルマリンも採れることで近年多くの鉱物が産出されています。ピンクトルマリンはアクセサリーにする場合、ハートチャクラに作用するため、ペンダントにも最適な石です。