ピンクコバルトカルサイトの原石です。
母岩の表面にキラキラ光るカルサイトの結晶
鮮やかなピンク色が美しく眩しい鉱物です。
母岩もラメをまぶしたかのようにキラキラ光ります。
コバルトカルサイトの成り立ちが垣間見える一品。
標本サイズの鉱物よりも原石のコバルトカルサイトは
結晶部分がたくさん見れるのが魅力です。
鉱物名___PINK COBALTOCALCITE (方解石)
サイズ___39×33×21mm
重さ____29g
原産地___ KATANGA(コンゴ)
・特定記録郵便(300円)・レターパックプラス
コバルトの成分を含むカルサイトをコバルトカルサイトと言い、鮮やかなピンク色をしているのでピンクコバルトカルサイトと呼ばれています。学名はカルサイト(方解石)のグループの中で、菱コバルト鉱(sphaerocobaltite)に分類されます。
最初に発見されたのは1877年のドイツのシェーンブルグの鉱山で、名称は球(sphere)を意味するギリシャ語の"sphaira"から来ています。コバルトカルサイトの結晶が球体のように見えるからでしょう。稀にローゼラリトやエリスライトと共に産出します。
ピンクコバルトカルサイトはショッキングピンクの鉱物なので、鮮やかなピンク色はパワーストーンやスピリチュアル系にも人気の石です。原色に近い色をした鉱物は古来より人類にとってとても貴重な鉱物で、顔料などに使用され文明の発達に寄与して来ました。色彩の人に与える影響はとても強く、鉱物の持つ色彩は実に豊かで色の持つパワーを改めて再認識させてくれます。