鮮やかなブルーが原始地球を思わせるアズライトクリソコラ
地上と海が合わさったような
プリミティブで力強いルースです。
癒しのブルーだけでなくクリソコラにたくましさ
力強さがあるのは、マグネットのような銅成分のせいかもしれません。
地色は黒に近い濃紺なのですがメタリックなので
光に当たるとパイライトのように見えるのが嬉しいですね。
ブルーとのコントラストがとっても映えます。
表面はとてもきれいに鏡面仕上げされています。
厚みがあるので安定感があります。
銅成分の多いクリソコラは大きさの割に重くなります。
鉱物名___Azurite Chrysocolla(珪孔雀石)
サイズ___23X20X6mm
重さ____30cts/6g
石の処理__非加熱
原産地___アフリカ
クリソコラは銅鉱床にマラカイトなどの他の鉱物を伴って産出される混合鉱物です。硬度が低いため、ターコイズのような強化処理が施されますが、クォーツが入ったものはその必要がないため、品質のグレードがアップします。特に宝石質の美しさを持つものはジェムシリカと呼ばれ高く評価されています。
クリソコラの名前の由来は、ギリシャ語で「金を繋ぐ石」という意味です。その名の通り、繁栄、幸運、仕事の成功を象徴する石とも言われます。これまでターコイズが担っていた役割の一部が、クリソコラに移って来ているとも言われています。
石によってはターコイズよりもとても青く蛍光色のようなクリソコラのブルー。きっと古代の良質なターコイズがこんな色だったのかなと思います。澄んだ海のようなブルーは、私たちの意識を開放しリラックスさせる色で、あるがままを受け入れることを思い出させてくれます。
日々の生活や人間が作り出した社会という囲いの中に囚われがちな私たちの意識を、より広大で確かな地球意識へと導き同調させてくれる石だと思います。それは失われた直感や幸福感、生まれながらにして持っていた動物的な感覚を取り戻させてくれるものです。ラブラドライトと同じく、定期的に欲しくなる石。ターコイズのようにメジャーでないおかげでかえって親しみやすく頼もしい石だと思います。