切り株のようなペトリファイドウッド
木化石、珪化木です。
長い年月を経て化石になった木の枝や幹をスライスして研磨したものです。
フォッシルウッドとも呼ばれます。
表面も裏面もツルツルに研磨されていますが、サイドは化石のまま
石灰質になっているのがわかります。
甘さのある白と赤のコントラストがアンティーク感満載で惹かれます。
こちらはよく見ると
南極大陸のような形をしているんですね。
木が地球の軸の流れに呼応して、自転に合わせて回転して成長しているからかもしれません。
真ん中に核となる部分がありますね。
古いものを見ると自然界の仕組みが本当によくわかりますね。
Petrified wood(珪化木、木化石)
30x29x7mm
9.6g
アメリカ・ユタ州
珪化木(ペトリファイドウッド)は古代に土砂などに埋もれた樹木が長い年月を経て化石化したものです。形はそのままで化石化の過程で置換によって成分が入れ替わり、シリカ(二酸化ケイ素)化して石英や水晶のように固く石化しました。同じく地中に埋もれた植物によって出来る石炭と同じ地層で発掘されることが多いようです。石化していますが元は木の組織なので、衝撃には弱いようです。
世界各地で発掘され、木目を残し内部がクリアに石化したものは観賞用として人気が高く高値で取引されます。ヒーリングとしてもグラウンディングに最適と言われています。太古の樹木によって出来ていることから、瞑想ツールにも利用され、地球環境への配慮や調和を意識する気持ちを促します。
グラウンディングや気持ちの安定によいと言われる珪化木。現実的な思考をもたらし、ビジネスでの成功をもたらすとも言われています。それは樹木が大地に根を張り、多くの花を咲かせ実を成らすからかもしれません。また、過去との繋がりを蘇らせ、過去の記憶を思い出させるとも言われています。過去への回帰はフォッシルウッドだけでなく、フォッシルシェルなど化石系ならではと言えるでしょう。
桂化木の持つ独特のアンティーク感。モノによっては和風な、中華風な古木っぽいものもあれば、こちらのようにアイボリーな欧風なイメージのものもあります。長い時間の蓄積がもたらす独特のワビサビ。白い桂化木はどこか動物の白い骨のような趣もあり。悠久の時が流れていた古代の地球へ束の間のタイムスリップさせてくれます。