白いキャンドルに赤いヘマタイトが付着して薄っすらピンク色のキャンドルクォーツです、
クォーツの形態はダブルポイントの両剣水晶
柱となるクォーツも、その根元にびっしり生えた子水晶も形が整っておりきれいです。
色もホワイトキャンドルの白さを彷彿とさせます。
群生しちるクォーツにも色が付いているため、普通のキャンドルクォーツよりも輪郭がはっきりしています。
柱の水晶の足をのぞかせている部分は、かなり透明でツヤのあるクォーツです。
両錐ですが断面から六角柱が見え、キャンドルがその周囲に生成されたものであることがわかります。
こちらはミニクォーツが下の根の方に群生しており、クラスターのように生えている特徴的な形をしています。
これはアバンダンスと呼ばれる形態にも少し似ています。
アバンダンスは富や豊かさを意味します。
キャンドルクォーツにヘマタイトが付着しているのは中々レア。
コレクター向けのアイテムです。
Candle Quartz, with Red hematite(両剣水晶、両錐水晶)
45×26×26mm
25.7g
Cournel Murta, ミナスジェライス州(ブラジル)
キャンドルクォーツは大きな水晶に小さな水晶が群生した水晶ポイント。ブラジルのミナスジェライス州のある地域でヘマタイトが濃く付着したキャンドルクォーツが発掘されました。クラスターのようでもあるミニクォーツの上にさらにヘマタイト(鉄分)が降りかけられたように色が付いています。赤色は酸化した鉄分の色でしょう。
白いキャンドルクォーツよりも色が付いている分、小さな群れの水晶の形がはっきり見えます。ロウ部分のミニクォーツの三角がどれもとてもはっきりしているため、カテドラルクォーツのようにも見える迫力があります。
表面の白いキャンドルに対して芯の部分が透明なため、違う過程や時代を経ているのだろうと思います。まるでカッパドキアのようなビジュアルだけでなく、クリアな芯の部分と白いアスパラガスのようなキャンドル部分の対比もまたとても面白く、いろんな魅力が詰まった飽きない一品です。
元はホワイトなキャンドルクォーツにヘマタイト効果で薄っすらピンク色になっているのが個性的。根元のクリアな水晶部分のバーコードや生え際の細かい部分まで結晶が見え、水晶の成長過程に思いを馳せさせてくれます。
キャンドルクォーツはクリアな水晶よりも白さがあり、ムーンストーンやカルサイトのような柔らかなイメージで、クリアな水晶とは別の、こちらの気持ちを柔らかく解きほぐすようなヒーリング作用があります。水晶のようなきんきんとした強い波動ではなく、生クリームのようなゆるさが魅力です。