宝石質のものは産出量が少なく、スーパーレアなグランディディエライト
2016年に新たな鉱脈が見つかったので流通量が増えたようです。
そのためこちらのような天然石ルースも見かけるようになりました。
難しい名前はフランス人の名前の発見者のため(^^ゞ
1902年に発見された鉱物ですが、純粋な鉱物としては産出量が少なく、クオリティも低い。
そのため宝石や天然石の世界で取引されるのはここ最近だそう。
宝石質の透明感のあるものではなく、あえて天然石の透明感の低く色の濃いものを選んでいます。
それはこの石の緑が濃い程パワフルだと感じたからです。
こちらは高さのあるカボションカット
画像ではわかりにくいですが、かなり大きな虹が、七色で入っています
なので暗緑色ですが地味ではないです
キラリと光る結晶や虹が浮かび上がり、存在感バッチリなルース
レアストーンなので大きくカットされたものは稀
東南アジアの森のような深い緑色に癒されます。
表面は天然石の研磨ですが色が濃いので表面は目立ちません。
中の結晶が反射によって表面に白く表れています。
Grandidierite
15x13x18mm
10.9cts./2.1g
マダガスカル産
グランディディエライトは1902年にマダガスカルで発見された鉱物で、発見者の自然学者グランディディエにちなんで名づけられています。モース硬度は7、主産地はマダガスカルですが世界各国で発見されているそうです。
宝石質のものは極めて稀で流通量も情報量も少ない石。
こちらのサイトさんが詳しいです。
不思議な魅力を持つグランディディエライト。普通は緑色の石は癒し系で心和ませるのですが、グランディディエライトは癒しの色を持ちながら、とても力強くエネルギッシュ。鋼鉄のような硬さを感じさせるのは硬度の高さのせいでしょうか。この石に強く惹かれたのは、石の強さが癒しの色と共存しているからです。
アーシーなカラーはマクラメなどのナチュラルテイストにもぴったり。まるでアマゾンの原住民のような土着のヒーリングパワーと原生林のような原始的な自然のパワーを感じさせる石。宝石質のような透明感はありませんが、色が濃いほどとても魅力的な石だと思います。
カボションカットのせいもありますが、こちらはペンダントよりもリングに最適な気がします。緑色はハートチャクラなので本来はペンダント向きなのですが、グランディディエライトのどこかアマゾンの戦士のような静かな闘志は心臓部よりも指や腕など守りよりも攻めのポジションの方が向いている気がします。それほどこの石は癒しの色を持ちながら、強い意志や決意のようなものを感じさせるのです。胸部に持つにはちょっと圧迫感を感じるかなと思います。