色もデザインもとても上品なチベタンターコイズ。
リングサイズの大きさです。
もちろんペンダント用にもご利用できます。
ターコイズの理想的な色とされ
ティファニーのイメージカラーでもある
アメリカコマドリの卵の色のようなブルー
形も卵型です。
このサイズのターコイズのルースの裏面に通し穴が空いてるものが多いです。
現地に確認しました所、カットするため原石を貫通する際に出来た穴とのことです。
TIBET TURQUOISE
16x12x04mm
6.2cts.(トリートメント)
チベット産
ターコイズと人類の歴史の関わりは深く、およそ6000年以上前から現在のイランで産出されていたと言われます。古代エジプトやインカ文明の遺跡でもターコイズが発掘され、権力者たちに愛用されていたことがわかっています。大理石と同じく人類との関わりが最も古い鉱物のひとつでもあります。
ターコイズにはブルーやグリーンの石がありますが、鉄分が多いほどグリーンになります。
ターコイズの効用として、「旅の守護」が有名です。実際に移動中にターコイズが危険から身代わりになってくれたという話もあります。人生が一つの長い旅だとしたら、ターコイズは進学や転職、転居など、環境が激変する時期に持ち主の強い見方になってくれる力があるようです。
人類が昔から愛して止まないターコイズ。ターコイズのアクセサリーはいまだに強い人気があり、現代でも多くの人に愛されています。イランなどの中東では混じりけのないものほど価値が高いですが、一方でネイディブアメリカンのインディアン・ジュエリーのターコイズのように、アメリカではスパイダー柄のようなデザインがあるほど人気があります。
チベット産のターコイズは銅成分を始めとする不純物が多いというか、その銅鉱床の中にターコイズがひょっこり顔を出す感じで採掘される石です。きれいなブルーの水玉模様のものや深い緑色をしたターコイズはチベット産の代表的なもので、とても個性的でバラエティに富んだ石が多いです。カラッと晴れた青空のようなアメリカで採れるアリゾナ産の物やトルコ石の原点でもありイラン産などと比べると、湿度が多くてどちらかというと陰気が強いイメージです。ターコイズは男性的なエネルギーが強い石でもありますが、その中でチベタンターコイズは比較的女性的なエネルギーを帯びているように思います。
ターコイズは未来ではなく過去を象徴する石となりつつあるようです。この石を持つ意味は、辿って来た過去の道筋を知ることによって未来への道を知る。そんな意味があるのかもしれません。まるでビンテージのような佇まいのチベタン・ターコイズ。フレッシュなスカイブルーは若者のような勇敢さと、古びたアンティークのような銅の色は老人の用心深さを持ち主に授けてくれます。