アリゾナ産のジェムシリカの原石です。
細かい粒粒のドゥルージーとジェムシリカの鮮やかなターコイズブルーの縞模様が堪能出来る逸品です。
ドゥルージーの結晶はジェムシリカの地層の内部で成長します。
地層に挟まれた空洞はポケットのようになっており、結晶の粒が顔をのぞかせています。
ピュアホワイトのクォーツがマリンブルーの波に立つ白い海の泡のようです。
こちらは蛍光色のマリンブルーのクリソコラをぐるりと囲んだマラカイトの層
スカイブルーのクリソコラも入っていて、クリソコラの変化がよくわかる石です。
ジェムシリカは宝石質のクリソコラなのでルースカットされ高価に流通するため
大きな原石や鉱物を入手するのは中々困難だったりします。
ですがジェムシリカの素晴らしいエネルギーをダイレクトに感じて欲しく、原石を入手いたしました。
癒しの力がとても強く、ジェムシリカに強く惹かれてコレクトしていました。
ジェムシリカには溜まっている感情を洗い流す力があるようです。
心の底に眠っている自分でも気づかなかった感情を刺激し、洗い流して癒してくれるようです。
鮮やかなマリンブルーは胸の中に青い海が入って来るようです。
Gem silica -Azurite, Chrysocolla, Malachite & Tenorite
72x39x28mm
63.6g
アメリカ・アリゾナ州産
ジェムシリカはクリソコラやマラカイトに珪酸(シリカ)成分であるカルセドニーやクォーツが染み込んで強度が硬化されたものをいいます。カルセドニーが染み込んでいるものはクリアでアゲート質になります。クォーツ化したものはより硬度が高くなります。
それぞれ「クリソコラ・カルセドニー」「クリソコラ・クォーツ」などとも呼ばれ、ジェムシリカはその中でも宝石質の美しさを持つ特別な石を指します。
ジェムシリカはアリゾナやペルーなど現在のところアメリカ大陸でしか採取されていない希少石です。類似した天然石に同成分の複合石であるクォンタムクアトロシリカがあります。石の定義や解釈は発掘現場と流通市場によって異なることもあります。
これらの石はまだ新しく発見された鉱物なので、これからの時代の新しい役割や使命を担っているように思います。従ってそれがどのような役割なのかはこれから明らかになっていくことで、まだ未知の可能性を秘めている石です。この石の成分や石の定義が複雑なように、その役割や効能も多岐にわたりまだ解き明かされていないように思います。これからこの石の持ち主となる人の人生によって体現され検証されて行くのでしょう。
これまでターコイズが担っていた古い時代の役割がクリソコラに遷移していると言われており、その中でもジェムシリカは新しい地球の未来を率先して牽引している印象があります。そのような役割を担う魂のグループに求められ届けられて行くようです。
ジェムシリカは現在の所ペルーやアメリカのアリゾナ産に限られており、カリブ海を挟んで環太平洋造山帯に位置します。火山活動や造山運動が盛んなエリアで鉱物も多く生成されたのでしょう。日本も反対側の環太平洋造山帯に位置します。次世代の石とも言えるジェムシリカの産出スポットは現在地殻変動が活発なエリアであり、環太平洋造山帯の活動が次の時代の新しいゲートになるのかもしれません。ジェムシリカのメッセージはいわば次の時代の扉の鍵のようなものかもしれません。