フラワーアメジストと呼ばれるアメジストのスタラクタイト
そのカットポリッシュです。
スタラクタイトとは鍾乳洞の鍾乳石のことですが
鍾乳石状に生えたアメジストを輪切りにしたものがこちら
まるで花のような、太陽のようなアメジスト
こちらはウルグアイ産のアメジストなのでとても発色がよくハイクオリティなスタラクタイト
クォーツもしっかりしています。
虹のきらめきが垣間見えるのも素敵
六角形の水晶の結晶体のようにクォーツが成長しているのがわかります。
保管も鑑賞にもベストな専用のガラスケースに入れてお届け致します。
Amethyst stalactite(鍾乳石状紫水晶)
44x38x6mm
15.5g
ウルグアイ産
鉱物の形成の過程で水晶が紫色になったものが紫水晶=アメジストです。この紫は天然の放射線の影響だということが近年発見されました。アメジストは水晶系の中でも複雑な構造を持つため、結晶の割れやクラックなどが目立つものが多いですが、それがまた本物のアメジストの証拠でもあります。パープルの色が濃いほど貴重で、熱処理をすると黄色になりアメトリンやシトリンと称して流通していたりします。
古代より多くの宗教で紫は高貴な色として見なされていたため、アメジストも同様に高貴な人々に愛されて来ました。世界各地で産出されますが、良質なものが採れる南米やナミビア産が有名です。
ウルグアイはブラジルの下にある国なのですが、この辺りで紫色の濃いアメジストが採れるようです。これだけ濃いアメジストだと、かなり強い自然放射線が生まれる産地なのかもしれません。それだけ地殻活動が盛んだった時代があり、また多種多様な鉱物資源が眠っている可能性があります。地質学的な意味でパワースポットと言えるでしょう。
ウルグアイ産のディープなアメジストを知ってしまうと、他の産地のアメジストではもう満足しなくなってしまいそうです。スーパーバイオレットな発色とクォーツの輝きにも迫力があります。中心はカルセドニー、その周縁のアゲート、クォーツ化してアメジストの花びらが生まれています。石の中心から成長過程がわかるのも魅力です。