ナミビア産のスミソナイトの結晶です。
葡萄状に結晶するスミソナイト
カルセドニーに似た結晶模様ですが、カルサイト(方解石グループ)だとか。
スミソナイトは色も形も美しく結晶しているものは珍しく、こちらのように大きな房のような結晶は珍しいかもしれません。
ミントグリーンの柔らかい輝きに強く惹かれました。
強い光の下だと画像では色が飛んでしまいますが、グリーンだけでなくシルクのようなシラーを見せるのです。
カルサイトグループだけあって、裏面はカルサイトのようなキラキラとした透明な輝きがラメっぽく光ります。
幸福感のある癒しのエネルギーを送ってくれるスミソナイトの結晶です。
Smithsonite(菱亜鉛鉱)
63x41x20mm
75g
Rosh Pina, Namibia
元はヘミモルファイト(異極鉱)と同じ鉱物だと考えられていたスミソナイト(菱亜鉛鉱)。スミソニアン博物館で有名な鉱物学者のスミス博士にちなんで1832年に名付けられました。元々は無色ですが、結晶に取りこまれた成分によってピンクや黄色、緑色などのスミソナイトがあります。
肝臓機能に働きかけ、体内の毒素を除去する力があると言われています。精神面では恐れや不快な感情を解消する働きがあると言われています。
伝承によると、解毒やリリースを示唆するスミソナイト。心身ともに溜まった負のエネルギーをデトックスする働きがあるようです。また、D・ドウ女史によりますと、性差や性的な問題における恐怖心のリリースにスミソナイトは作用するそうです。ブルースミソナイトは男性的な視点、ピンクスミソナイトは女性的な視点に関する課題を意味するのだとか。こちらのスミソナイトはペールグリーンなので、その中間と言ったところでしょうか?淡いグリーンのスミソナイトには子供のような無邪気さを感じさせます。性差は男女共に恐怖やトラウマの原因であることが多いです。リリースや解毒の意味を持つスミソナイトは、性的な問題やトラウマによって縛られた不調や恐怖を和らげ、押し出す働きかけをするのかもしれません。
こちらのスミソナイトを見ているととても穏やかな気持ちになるのは、心や体の中に溜まった恐れを忘れさせてくれるからかもしれません。