美しい光沢を持つゴールデンオブシディアン。
黒い石ですがオブシディアンはガラス質。
溶岩が冷え固まって出来た溶岩ガラスです。
見た目は重い色をしていますがガラス質のため
実際は見かけほど重々しくなく、軽やかさがあります。
オブシディアンのゴールドはガラスに混入した成分による輝き。
こちらはシルバーシーンのように白く見えますが、室内光だとゴールデンになります。
流れ落ちる雫のようなアンシンメトリーなフリーフォーム
横にすると猫の目のような形をしています。
まるで瞳のように表れるメタリックなシラー
強い光を当てなくても全面に現れるので気に入ってます。
Golden Obsidian(黒曜石)
29x18x05mm
18cts./3.6g
インド(製造国)
火山流が冷えてガラスになったものが鉱物化したのが黒曜石(オブシディアン)です。石器時代から矢じりやナイフなど、破片が鋭利な形を示すので、物を切る道具として使われて来ました。ガラス質なので、黒いですがガラス光沢を持ちます。
石器時代から使用されていたことからわかるように、人類との関係がとても深い鉱物でもあります。オブシディアンの名前の由来は発見者のObsisから来ています。オブシディアンの鏡は水晶玉のように、霊能者のキーアイテムだったりします。未来を予言する力があると言われています。
オブシディアンの名前は発見者から来ていますが、接頭語の「オブシ」”Obs”は、Obsession「妄想」やObstacle「障害」など、あまりいい意味を持ちません。真っ黒いこの石にどちらかというとネガティブな印象を与える言葉が付いているのも、とても偶然とは思えませんね。この石が有史以前から殺傷ツールに使われていた歴史を考えると、やはり人類の血生臭い記憶と切り離せないものがあるのかもしれません。
オブシディアンや溶岩など、火山流から生まれた鉱物は個人を超えた人類の集合的無意識にアクセスする力があるようで、それによって過去生からの因縁やトラウマの記憶が蘇ることもあるようです。やはり黒い色が示すとおり、必然的にヘヴィなものが多いはずで、それは私たちが歩んできた歴史でもあります。ネガティブな真実から眼を背けない勇気のある人が時空を超えて本当のことを知りたい時に、オブシディアンのような漆黒の闇を持つ石がナビゲートしてくれるのかもしれません。
ゴールデンオブシディアンは本当かどうか知りませんが復縁に強かったり、仕事運をもたらしてくれると言われていますが、この金色に輝く光が自尊心を高め自分に自信を取り戻させてくれるのかもしれません。猫目のようなカットにキラリと光るゴールデンオブシディアンは暗闇でも光を見つけるような確かな洞察力を与えてくれるかもしれません。