ブラジルからやって来たピンクトルマリン・エッグ
ミナスジェライス州アラスアイ鉱山産です。
こちらは2018年東京ミネラルショーでの出会い。
この年のミネショはとても面白いことがありまして、大きなターニングポイントになりました。
なぜかピンク色の石ばかり魅かれていたのですが、ミネショ終了時にFaroutという
太陽系でもっとも遠い惑星、ピンク色の惑星発見のニュースが駆け巡ったのでした。
こちらは卵型ですが、ピンク色の惑星発見のニュースとピンクトルマリンのポリッシュがシンクロしまして
この冬のミネショはこれだけでなく自分の中で宇宙関係のチャンネルがいろいろ起きまして
その少し前から予感があったのですが、石との出会いで現実化、物質化したという感じ。
なのでこちらのトルマリンエッグは出会った頃からFaroutと命名
本来ならトルマリンの美しい柱状の結晶を大胆にもポリッシュするなんて(笑)
いつもの自分なら選ばなかったと思います。
しかもとても色づきのいいハイクオリティなピンクの結晶・・・
この色鮮やかなピンク色のエッグになぜか惹かれたのです。
トルマリンだけでなく白いクォーツにも透明感があり、とてもラブリーなエッグです。
画像のように原石由来の凹凸はありますが、目立った変色などもなく
終わってしまいましたが4月はイースター(復活祭)の季節。
イースターエッグにもなりますね^^
Pink Tourmaline Crystals In Quartz(リシア電気石)、ルベライト (Rubelite)
52x37x36mm
103g
Araçuaí, Minas Gerais, Brazil
和名で「電気石」と呼ばれるトリマリン。由来はこの鉱物が端と端で異なる結晶を持つため、加熱すると帯電することから来ているそうです。多くの成分や元素を含む複雑な化学構造を持つ鉱物で11種類もの異なるタイプがありますが、その中でもブラックトルマリンが自然界のトルマリンの95%を占めます。
その他のトルマリンにはピンクやブルー、グリーンなどカラフルな色があり、それぞれ固有のネーミングを持っています。ピンクトルマリンは原産地のイタリアのエルバ島から「エルバイト」と呼ばれます。その中でも光源によって色が変化しないものをルベライトと言うそうです。こちらのように不透明なピンクトリマリンもルベライトと呼ばれています。
トルマリンの名前は「ジルコン」を意味するスリランカのシンハラ語から由来します。内分泌系のバランスを整え細胞の再生や肥満を解消する力があると言われています。
ピンクトルマリンはJ・ダウ女史によりますと、ローズクォーツに代わる愛のエネルギーを持つ石だそうです。トルマリンは与えるエネルギーが強いので、ハートに関するヒーリングではローズクォーツよりも、クライアントに強い作用を及ぼすとか。愛の石といえばローズクォーツが代表だと思っていましたので、ヒーラーさんのこの意見は目から鱗でした。電気石と呼ばれるくらいですから、元々石の影響力が強いのかもしれません。結晶したピンクトルマリンはショッキングピンクの濃いカラーで、確かに色のエネルギーは強力です。トルマリンは結晶が大変美しく人気ですが、実はトルマリンのヒーリングパワーも多くのコレクターを引き付ける魅力なのかもしれません。
そう考えると太陽系の最果ての星の色がピンク色で、ピンクトルマリンとシンクロしたのは個人的に感慨深いです。太陽系の最も遠い惑星がピンク色をしている、現時点で発見されている限りですが、遠くから、太陽系という銀河が愛によって守られている、成り立っている、生まれている、そんなメッセージ性を感じます。生物が生まれる環境は非常に限られており、そのような惑星は限定的で地球以外に知りません(笑)どのような生物も愛によって生まれている、太陽系に属する地球にたくさんの生物が生まれ生息しているのは、そのこと自体が奇跡的で、愛の証なのかもしれません。
卵型のピンクトルマリンは愛の卵。産み育て命を繋いでいく象徴にも思えます。生き物が命を繋いでいく、広げていく。それがどのような形であれ、愛の力なんだと思います。