アメリカのアーカンソー州産のクリスタル・ポイント。
アーカンソーの水晶は透明度抜群。
コリントクォーツとはまた違った透明感。
ブラジル産の水晶よりももっとずっと繊細で水っぽく
そしてどこか知的なイメージがあります。
産地の国のイメージも反映しているのかもしれません。
母体のポイントの方に小さなフューチャータイムリンクが
根元の子供水晶の方に大きなパストタイムリンクがあります。
中にはDevic templeと呼ばれるホログラムのような光景があります。
Devic templeはファントムがより大きく複雑になったものとお考えください。
ファセット面にはレコードキーパーがあり、柱面には矢印のような興味深いグリフが見えます。
これはレムリアンレッジが深くなる時に表れやすい横方向に流れるように刻まれるものです。
通常は階段のようなレッジに置き換わるのですが、稀にマークが残ることもあり、なぜ残るのか不思議です。
彗星のような、星や宇宙船の飛来のようなサインにも見えます。
根元の方もセルフフィールドが始まっているようで、トライゴーニックのようなグリフが見えます。
根元のトライゴーニックは分離したクラスターのポイントによってもたらされたものです。
しっとりとして滑らかな手触りはアーカンソー産ならでは。
レッジもとても繊細です。
追記:
ブログでアーカンソークォーツについて書いております。
メインファセットにもミニクラスターにもイシスが入っていて、ポイントはきれいな六角形のジェネレーター型です。
Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
71x35x30mm
80g
Garland County, Arkansas, USA
水晶はその昔、本当に水が鉱物になったものだと考えられていました。水晶は珪素が結晶した鉱物で、様々な鉱物を内包し、付着したものが産出されます。水晶自体も石英の一種として様々な鉱物に浸透し多くの石に輝きや潤い、強度を与えます。それはまるで水のように自由自在な浸透力のため、水晶の性質は極めて水の性質と近いものがあり、昔の人が水が石になったものと考えても不思議ではありませんし、ある意味その通りではないかとも思います。
水晶には様々な形態とそれに対する解釈があり、とても奥深い鉱物です。産地による違い、ファセット面や形状に対する形而上学的な意味づけ、シンボルやグリフの意味など鉱物学的にもスピリチュアル的にも多くの発見や解釈が現在進行形で進んでいる稀な鉱物と言えるでしょう。水晶には時計など産業にも使用され、振動を伝えエネルギーを記憶する機能もあるため、古代の叡智や地殻変動、宇宙からの緩衝など地球の歴史の記録媒体としても注目される理由でもあります。
アーカンソー産の水晶はレッジも細かくまるでレムリアンレッジのようなので、レムリアンと呼ぶ人もいます。成長線がはっきりと細かく入ったクォーツをレムリアンと呼びたくなるのは、特別な何かを感じられるからかもしれません。どこか知的で女性的な繊細さや柔らかさを感じさせるアーカンソー・クォーツ。ブラジル産のように根明でもなく、ヒマラヤ産のように陰気が強くもなく、その中間といった感じがします。ワイルドよりも都会的な洗練された雰囲気を持ち、先進国アメリカらしいといえばらしいかもしれません。自然の持つワイルドなヒーリングエネルギーというより、クールな落ち着きをもたらしてくれるような感じがあります。傷ついたり足りない何かを癒すというより、冷静さや落ち着き、理性や客観性といったイメージです。