パキスタン・バルチスタン州産のフローライトです。
バローチスタン産のフローライトは薄い紫色から濃紺へカラーチェンジするのですが
こちらはカラーチェンジせず
どうしたものかとずっと出せないまま3年ほどストックされていました。
もうマイコレにしてしまおうか・・・と何度も見ていたのですが
ふと今回いつもと違う気がして、後ろをよく見てみるとピンク色になっているのに気づきました。
こちら、カラーチェンジしませんが、薄っすらとピンクフローライトが入っていました。
多分それでブルーにカラーチェンジしなかったのかなあと。
色だけでなく、コズミックな結晶の幾何学的な模様が素晴らしく
また手のひらに平らに乗る大きさや形がヒーリングやチャネリングワークに最適だと思いました。
ちょっとアンニュイな趣の雰囲気のある薄いパープルフローライト
フェミニンな感じがお好みの方にオススメです。
Fluorite(蛍石)
81x53×21mm
88g
Gilgit-Baltistan, Pakistan
フローライトは熱水鉱脈や温泉地帯で産出されるガラス質の鉱物です。和名は「蛍石」と言われ、原石は実に様々なカラフルでユニークなバリエショーンがあることで有名です。原石の愛好家が多いのも特徴です。
産地によって色味が異なるのもコレクターが多い理由かもしれません。ヨーロッパやアフリカ、アメリカ、中国など世界各地にフローライトの名産地があります。
フローライトの眩い輝きは高次元に導き、ラブラドライトのようにクリエイティブな直感を助ける石と言われています。
フローライトを始めパキスタンではアクアマリンやアウインのようなブルー系の石まで、ブルー系の鉱物が豊かに採れる世界的にも貴重な産地です。まだまだ未知の鉱物が眠っているとされ、フローライトもその一つ。グレイッシュなパープルから淡いブルーまでクールな表情を見せてくれる珍しいフローライトだと思います。
最近自分の中でアトランティスとレムリアを対比させて考える癖がついています。フローライトのモザイク状の結晶は、アトランティスの数理的な世界観を思わせるものがあります。こちらのフローライトの階段状の結晶を見ていると、アラブ地域の岩山に築かれた都市やエジプトのピラミッド群を思い出します。古代文明の記憶は私たちの集合的無意識の中で生きており、脈々とそのイメージが受け継がれているものです。
こんなことを考えるようになったのはレムリアン・ルーツクォーツとの出会いからなのですが、こちらのフローライトの美しさに改めて気づいたのも、石とのコミュニケーションを取りやすくなっているのかなあと思います。