白いクォーツの母岩付きのグリーントルマリンのルースです。
サイドと裏面が研磨され、ルース用にラフカットされています。
良質なトルマリンが採れるブラジルのミナスジェイラス州産です。
柱状のトルマリンの結晶がそのまま母岩と一緒にルースになった珍しい一品です。
エメラルドのようなトルマリンのグリーンが美しく竹のようにシャープ。
白いクォーツとの対比が爽やかで竹取物語のような古典の雰囲気があります。
トルマリンだけでなく母岩のクォーツも氷砂糖のような質感で少しひんやりしています。
高さもあり大きさ的にもアクセ加工しやすいタイプです。
Tourmaline Crystal on Quartz(リシア電気石)、バーデライト (Verdelite)
17x11x7mm
11cts./2g
アラスアイ、 ミナスジェライス州(ブラジル)
和名で「電気石」と呼ばれるトリマリン。由来はこの鉱物が端と端で異なる結晶を持つため、加熱すると帯電することから来ているそうです。多くの成分や元素を含む複雑な化学構造を持つ鉱物で11種類もの異なるタイプがありますが、その中でもブラックトルマリンが自然界のトルマリンの95%を占めます。
トルマリンの名前は「ジルコン」を意味するスリランカのシンハラ語から由来します。内分泌系のバランスを整え細胞の再生や肥満を解消する力があると言われています。
七夕を連想させる竹のようなグリーントルマリンは7月に相応しい石なのかもしれません。電気石と呼ばれるトルマリンは、パワーストーンのブレスなど健康グッズによく出て来ますが、人の体は神経に電気が走って動いているようなものなので、ピップエレキバンのような磁石やトルマリン、電気マッサージ器など多くの健康グッズには電気の力を借りています。
緑はハートのチャクラに対応するので、ペンダントにぴったりです。また母岩のクォーツが氷砂糖のようにひんやりとしているので、暑い夏のアクセサリーに最適だと思います。ちょっとした冷却効果や電気の効果など、疲れやすい猛暑では中々優れたアイテムかもしれません。
緑色の竹と白い月のような母岩のクォーツは、七夕やかぐや姫のような宇宙や月の物語を連想させます。シャープな印象がありますが、原石を残した白い石のカットはとてもナチュラルでトルマリンと同じように透明感に溢れています。橋桁のようなトルマリン、下駄のようなフォルムは月への架け橋を連想させます。