ジンバブエ産のスモーキーアメジスト
表面に刻まれた不定形な干渉はエレスチャルまでは行かないですが、その影響を感じます。
レムリアンレッジのような成長線だったり、ファセット面の崩れだったり。
スモーキーなので暗く見えますが、光に当たると宝石のように強く輝きます。
スモーキーな表面にアメジストの六角形のファントムが内側から現れます。
ダブルポイントなのですが、根本の方は別の水晶の成長が始まっているようです。
ジンバブエ産のスモーキーアメジストはポイントが再成長始めるようで
このような水晶ポイントは、エクストラターミネーション(ET (extra termination) crystal)と呼ばれています。
ETクリスタルはロケットのように見えるため、宇宙意識とのコネクションが強く、一つ一つのターミネーションは化身で、多次元のソウルや資質を表していると言われています。
ブラックスモーキーな照りに宝石のようなアメジストの輝き
内部のファントムは結晶の形に添って現れていて、結晶化が進んでいるせいなのでしょうか?
メタリックな感触があるほど硬さを感じます。
また、輝きが強いので虹も見られます。
パンサーのように気品と妖しさが溢れる魅力
赤いレピドクロサイトのインクルージョンも見えます。
SMOKY AMETHYST(紫水晶)
33x18x16mm
14g
Chibuku Mine, Zimbabwe
鉱物の形成の過程で水晶が紫色になったものが紫水晶=アメジストです。この紫は天然の放射線の影響だということが近年発見されました。アメジストは水晶系の中でも複雑な構造を持つため、結晶の割れやクラックなどが目立つものが多いですが、それがまた本物のアメジストの証拠でもあります。
エレスチャルクォーツは「水晶の最終形態」と呼ばれ近年人気が高まっている鉱物です。水晶内部にさまざまなインクルージョンを持つため多くの要素を含み、特殊な形態を持つ水晶でもあるので、そのパワーや可能性に注目が集まっているようです。アトランティス人のメッセージとも言われています。
スモーキーアメジストはナミビアのブランドバーグ産が有名ですが、ジンバブエでもこんなに高品質なスモーキーアメジストが採れるのはびっくりです。2年ほど前からセプターアメジストなど高品質なアメジストがジンバブエから産出されており、アメジストの新産地になっているようです。
ジンバブエ産のスモーキーアメジストのETクリスタルは、成長してアメジストセプターの白い柱部分になるようです。
アメジストは自然放射線により紫色の水晶となりましたが、その紫色はどこから来たのだろうと不思議に思います。アメジストの紫色は解明されていないとのこと。宇宙線は地上のあらゆるものを通過し地球内部に降り注ぐと言われていますが、地下の鉱物にも影響を与えていたとしたらロマンを感じます。アメジストの紫には宇宙からのエネルギーを感じることが多いです。