スモーキーアメジストのエレスチャル
今年のNewfoundです。
シトリン・トライゴーニックと同じくミナスジェライス州のアラスアイ産
レムリアンシードの原産地のセラドカブラルの北東にあります。
こちらを見た時にまるでダースベイダーのようだわと(笑)
宮殿のような造形と暗闇のようなスモーキーにラスボス感を感じました。
そして後から少し考えてみると、イザナミっぽいなあと。
こちらスモーキーなんですがアメジストが入っているので紫がかっています。
表面はマットな質感でまるでコーティングされているかのようにツルツル
透明感があり内部の石が透けて見えます。
裏側を見るとわかるのですが、母体は白いクォーツで
その表面に紫や煙の水晶がエレスチャル化して成長したようです。
なので中を覗くと白いんですね。
不思議な魅力のあるスモーキーアメジスト
石なのにまるで人工的な形のせいで強いメッセージ性を感じます。
手のひらにも収まりのいい形で薄っすらと見える紫が神秘的です。
Smoky Amethyst Crystal Quartz (紫煙水晶)
80x52x38mm
153g
Araçuaí, Minas Gerais, Brazil
鉱物の形成の過程で水晶が紫色になったものが紫水晶=アメジストです。この紫は天然の放射線の影響だということが近年発見されました。アメジストは水晶系の中でも複雑な構造を持つため、結晶の割れやクラックなどが目立つものが多いですが、それがまた本物のアメジストの証拠でもあります。
エレスチャルクォーツは「水晶の最終形態」と呼ばれ(実際は違うようですが)近年人気が高まっている鉱物です。水晶内部にさまざまなインクルージョンを持つため多くの要素を含み、特殊な成長過程と形態を持つ水晶でもあるので、そのパワーや可能性に注目が集まっているようです。アトランティス人のメッセージとも言われています。
アメジストは自然放射線により紫色の水晶となりましたが、その紫色はどこから来たのだろうと不思議に思います。アメジストの紫色は解明されていないとのこと。宇宙線は地上のあらゆるものを通過し地球内部に降り注ぐと言われていますが、地下の鉱物にも影響を与えていたとしたらロマンを感じます。アメジストの紫には宇宙からのエネルギーを感じることが多いです。
ダースベイダーといえばスターウォーズですが、スターウォーズは日本の時代劇がベースにあります。宇宙戦争と名付けられた壮大な物語に、日本のカルチャーがベースになっているのはとても興味深いです。冥王ハーデスのようなダースベイダーと冥界を司るイザナミ。宇宙の暗闇は、魂が行き交う死後の世界のようなものなのかもしれません。
イザナミは元々イザナギと夫婦であり、死後イザナミとひき裂かれた女神です。この時イザナギはイザナミに会いに行くのですが、ククリヒメの言葉によって引き返します。ククリとは埋葬時に死者の足をククっていた、または菊理という字が示すように太陽崇拝や王権の象徴にも捉えられます。いずれにせよ、死を連想させる名前は、あの世とこの世を繋ぐ死神のようなものとも言えます。
この神話を読むとき、天照大御神の伯母でもあったというククリヒメは太陽崇拝や王権、一神教の源流でもあり、イザナミは地母神のようなものだったのかなあと思います。一神教の終わりは様々なメディアで予言されており、実際キリスト教離れが加速している現在、地球環境の激変と共に大地や地球の力が猛威を奮い始め、イザナミ的なエネルギーは如実に表れて来る時代なのかなと思います。
また偶然なのですが、キザのピラミッドにはもう一つ
黒いピラミッドがあったと知り、その形がまるでピラミッドが重なったようなこのスモーキーアメジストのエレスチャルにそっくりでした(笑)消えたピラミッドと冥界に隠されたイザナミ。不思議な繋がりを感じてしまいます。