ブラジルのミナスジェライス州のトライゴーニッククォーツです。
トライゴーニックの印がパターンのように入っているタイプ。
トライゴーニッククォーツはメッセージ性が非常に高い石で、初めて入荷したのは3月。
レムリアン・ルーツクォーツと一緒に入荷したのですが、実はルーツクォーツ並みに驚いたのもこのクリスタル。
以来集めて回ったのですが、いくつかの特徴や違いがあることに気づきました。
トライゴーニックの印には二つのタイプがあって、こちらはピラミッドのようなはっきりとした大きな目印が入っているタイプ。
印がファセット全面を覆うように入っています。
このタイプはアイスよりも透明度が高いのが特徴なのですが、こちらは透明感もありながら内側から光り輝くようなアイスクリスタルにもなっています。
アイスクリスタルになると全体が一度溶けたような感じになり、角が取れ丸みを帯びます。
表面もただれて別の表皮のような感じ。
浸食が激しく、普通の水晶の成長とは違い、成長途中もしくは成長後に何らかの干渉があった様子。
そのためポイントも鋭利ではなく、こちらのクリスタルはポイント面も細かいトライゴーニックの印が現れています。
こちらは面によって大小様々なトライゴーニックの入り方が違うので面白いです。
もうこのクラスになると、シャーマンの石というのがふさわしく
個人の生を遥かに超えた領域で生きる使命がある人が出会う石だと思います。
ファセットの左側に帯のようなラインがあり、アメジストのアイスクリスタルと似ている部分があります。
またそこにも小さなトライゴーニックが入っており、トライゴーニックだらけです(笑)
全てのファセットを撮影してします。
ハンディで癒しの力がとても強いトライゴーニッククォーツ
トライゴーニッククォーツの癒しは喜びに溢れた植物の次元にアクセスするような、別次元への扉です。
Trigonic Quartz, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
73x35x33mm
130g
Grão Mogol, Minas Gerais, Brazil
トライゴーニッククォーツは、アイスクリスタルの一種でもあり、ブラジルやヒマラヤなどで産出されます。主な産地はブラジルで、ヒマラヤではアイスクリスタルにトライゴーニックが現れるものが多いようです。
トライゴーニッククォーツと呼ばれるものには二つの特徴があります。
・▽印(トライゴーニック)がファセットに入っていること。
・溶けただれたようなアイシーな形態(アイスクリスタル)
この二つの特徴はトライゴーニック・クォーツの成り立ちにも関わっていると思います。
レコードキーパーが上に向いた△印がであるのは、植物が上に向かって伸びるように水晶が成長するマークでもあります。反対にトライゴーニックは印が下を向いていますので、上からのエネルギーがかかっている、浴びていると言えます。
このエネルギーは地殻の中で起きているかもしれませんし、宇宙線のような遠くからかもしれません。
宇宙線はあらゆる物体を通り抜けて地上に降り注ぐので、地下に眠る鉱物が浴びても不思議ではないと思うのです。
また、アイスクリスタルとしての特徴は、トライゴーニッククォーツが膨張したような膨らみのある形状をしていることにも関係があると思います。アイスクリスタルは浸食や形成過程で形成しきれなかった不完全な形態だったりするのですが、トライゴーニッククォーツが角が溶け丸みを帯びているのは水晶自体が熱を持った可能性もあるのでは?と思います。
「鉄は熱いうちに打て」と言うように、水晶が何らかの反応で熱くなり、そこに熱水や水分が浸食したため、膨らんだ形で浸食の跡が残っているのかなと思います。そして石が熱くなるような特別な反応を示したからこそ、トライゴーニッククォーツには特別なメッセージや感じるものがあると思うのです。
楔形状の▽印のトライゴーニックは、まるで光のシャワーを浴びたようにも見え、逆に形成途中の不完全な水晶のようにも見えます。その点はレムリアン・ルーツクォーツの表皮や形態にも似ているものがあります。
トライゴーニッククォーツについて調べているとたくさんのヒントがやって来るのですが、あまりにも情報量が多く、まるで次元の扉が時間をかけて、何かのタイミングで開いたり閉じたり、あらゆる方向からやって来る感じです。
トライゴーニッククォーツは、レムリア文明のような古代文明に関するヒントも教えてくれたのですが、一番重要なメッセージは、惑星の影響を直接受け取ることが出来る、ということかもしれません。それは誰かを通して、何かを通してではなく、自分自身がスマホのように宇宙から直接情報を得られる。すぐにそれが出来るという意味ではなく、そんなイメージに近いアイテムです。
こちらのピラミッドのようなトライゴーニックを観察していると、「フローライト」という言葉が何度も浮かんで来ました。フローライトはキューブ状なのに三角形のトライゴーニックでフローライトという言葉が浮かぶのは不思議なのですが、ピラミッドはフローライトのようなキューブが積み重なったもの。
こちらのような大きくてはっきりとしたトライゴーニックは、エジプト文明やさらにその昔の古代文明を導いた星のエネルギーと関係があるような気がします。比較的地球に近い惑星です。逆に楔形状の小さなトライゴーニックの連なりは、遥か遠い惑星の影響のような気がします。