非常に透明度の高いローズクォーツの原石です。
透き通るような透明感で、反対側の指先が透けて見えるほど。
(指先が見えない部分は中の結晶が少し白いです)
ローズクォーツの原石はマダガスカルやモザンビークなどアフリカで大量に採掘されています。
ほとんどが不透明でジェムクオリティの透明度や輝きになるものは限られて来ます。
そんなハイクオリティの原石はどんどん装飾品用に加工されてしまいますので、原石の状態では中々手に入らないもの。
石の透明感、断面を見ていますと、結晶化が始まっている石なのではないかと思いました。
通常ローズクォーツの原石は不透明で表面がザラザラしていたり、乾燥で白っぽくなったりしているものです。
こちらはクリスタルが割れた断面のようなツルっとしています。
ローズクォーツの結晶はとても珍しく、結晶しないものが多いです。
こちらは真ん中に結晶の境があり、リボンのような形がとってもローズクォーツらしく愛らしい。
翼のようにも見え、羽を広げたような大きな虹が表裏に入っているのが見所です。
透明度が高い分不透明なローズクォーツよりも日光による退色の影響は受けやすいと思います。
暗所での保管をお勧めします。
ROSE QUARTZ
80x44x25mm
105g
モザンビーク産
ローズクォーツはピンク色をした石英のことで、ピンク色の理由は解明されていませんが、内部にルチルを含むものが多く、それが針状に発達するとスターなりスター・ローズクォーツになります。
恋愛面での御利益として必ずピックアップされるローズクォーツ。三大ローズ石の一つでもあり、その代表格でもあります。慈愛ややさしさ、他人を受け入れる気持ちを授け、感情を安定させる力があります。
カボションカットされたルースよりも原石の方が発色が濃いものが多いです
ハートチャクラを開く石でもあり、水晶のパワーもあってエネルギーが強く、そのため持ち主に与える効力も影響力も強い石だと思います。ただでさえエネルギーの高い水晶のクォーツがピンク色をしているのですから、恋愛関係でまずローズクォーツが勧められるのも当然だと思われます。ローズクォーツは女性性の象徴であり、男性にとっても内なる女性性に向かいます。男性原理で支配されがちな世の中ではローズクォーツの役割はますます大きくなっており、忘れかけていた女性性の輝き、力をすべての人に思い出させるパワーがあるような気がします。
また、ハートに負担がかかっている時にも無限のハートの力を思い出させてくれる石でもあります。心が疲れている時にも強い味方になってくれるローズクォーツ。やはり人間関係、対人関係など人に対して働きかけるのがメインかなと思います。