トルコ産のスモーキークォーツのポイントです。
スモーキークォーツも各地の違いがあって面白いですね。
土気色したクォーツは、土地の影響を強く受けている気がしてしまいます。
こちらはトルコの西アナトリア地区という所で産出されます。
スモーキークォーツの産地のようです。
照射処理について現地の業者にお聞きした所、トルコではスモーキークォーツの処理は行われていないとか。
良質のスモーキークォーツが採れるからかもしれませんね。
まるでレムリアンシードのようにぷっくりしていますが、二つのポイントがくっついたタントリックツイン
両方のポイントのファセットにはっきりとしたレコードキーパーが出ています。
また反対側はセルフフィールドになっていて、まるでカテドラルのような再結晶化が見事です。
ポイントの裏面もただれたようになっているのは、セルフフィールドなんですね。
なので光を通すととてもフォトジェニックです。
すべての面にレコードキーパーが見える優れもの。
バーコードのようなレッジもすごいですし、中々メタフィジックなスモーキークォーツです。
*追記
こちらはセルフヒールドよりもさらに進化したET Crystal(Extra-Termination/Extra-Terrestrial)で、ロケットのようなクォーツとなります。
ET-Crystalは、片方がシングルポイント、もう片方が複数のポイントを持つクリスタルです。
ロケットのように、ET部分がエンジンとなり先端のポイントにエネルギーを送るため、とても優れた発信ツールになるのだとか。
長じて、遠く離れた存在とのコンタクト、地球外へのチャネリングなどの意味を持っています。
"Extra-Termination"は複数のポイントを持つ形状を表し、"Extra-Terrestrial"は「地球外への」という意味のエネルギーを表しています。
Smoky quarz(煙水晶)
49x33x23mm
45g
Western Anatolian Region, TURKEY
スモーキー・クォーツは和名が煙水晶でそのまんまなのですが、茶色をしているので水晶の中でもグラウンディングに適した石でもあります。古くから「悪霊払いの石」として有名で、邪気を寄せ付けず持ち主を護ります。マラウィやナミビアなどアフリカには良質なスモーキークォーツの産地があります。マラウィはエジリンの産地でスモーキークォーツと共生しているものもあります。
アメリカのヒーラーのJ・ドウ女史によると、スモーキークォーツは肉体に働きかける力がクリアクォーツよりも強く、エネルギーの影や不透明な部分に浸透しやすいとのことです。パワフルで明晰さを象徴しています。
鉱物は大きく分けて、肉体や感情に働きかける地球派な石と、精神や直感に働きかける宇宙派な石があると思います。地球派はグラウンディングをもたらし、宇宙派はイマジネーションをもたらしてくれます。首から下のボディのチャクラは前者、首から上の頭部のチャクラは後者に当たると思います。スモーキークォーツのアーシーなエネルギーは地球派代表といったところでしょうか。透明なクリスタルが精神や見えない世界の入り口のような石であるのに対し、スモーキークォーツはより地球や生命といったものを理解することを助けてくれる気がします。
トルコは鉱物の名産地でとても興味深い土地です。アゲートなどもとても個性的なものが採れますし、色彩も豊か。スモーキークォーツもこってりとした色味が入っており、ビターチョコレートのように照り強いです。またレムリアンシードのようなフォルムが肉感的で、スモーキークォーツにぴったり。地母神のような豊穣さとたくましさを感じます。
セルフフィールドの石は、石自体がヒーリングの力を持っている石と言えます。自己治癒能力が高い石なので、ヒーリングやスピリチュアルなメッセージ性のある石なのかなあと思います。だからこちらのようにクリアなレコードキーパーが現れていたり、タントリックツインだったりするのかもしれません。ヒーリングという意味では、セルフフィールドの石は再生能力に優れていますので、様々な示唆を与えてくれる気がします。