透明度の高い良質な水晶が採れるヒマラヤ産の水晶
ガーデンクォーツのクラスターです。
鉄分やクローライトの成分でピンク色やグリーンが入った癒しのクリスタル
渦を巻くように成長したボルテックスなクラスターが特徴のヒマラヤ水晶のクラスター
こちらはボルテックスがとても強く現れていて、上から見ると卍字や「互」という字のように見えます。
非常に強いボルテックスによって水晶が螺旋状に成長しています。
ヒマラヤ水晶らしいというか、世界最高峰の造山地帯、聖地ならではという感じです。
ほんのりと入った朱色やグリーンのクローライトがかわいらしく、癒されます。
ピンク色も緑色もハートチャクラを示す色で、このようにぐるぐる巻いている水晶は、まるで心臓部のようです。
こちらは一年ほどお気に入りでマイコレとして飾っていたもの。
成長線もクリアで水晶が滑らかに輝きます。
白い内包物は雲母っぽいですが、石英だとのこと。
三種類のインクルージョンが入っているにぎやかなクラスターです。
マイコレ類は、水浄化してお届け致します。
Chlorite in Quartz(緑泥石)
106x75x50mm
230g
Manihar, Garsa Valley, Kullu District, ヒマチャルプラデッシュ州(インド)
ガーデンクォーツは主にクロライト(緑泥石)を含むクォーツ(水晶)です。ルチルやレムリアンシードなど個性的なクォーツを産出するブラジルやタイやミャンマーでも良質なガーデンクォーツが産出されています。クリアで良質な水晶が採れる聖地ヒマラヤでもガーデンクォーツが産出します。
霊的パワーと強め、ヒーリング能力を高めると言われています。ルチルと同様、インクルージョンが多いほど価値が高くなります。
インド亜大陸がユーラシア大陸にドッキングして生まれたヒマラヤ山脈。その激しい造山活動によって生まれたのがヒマラヤ水晶です。地中の亀裂(ベイン)に染み込んだ石英から生まれる水晶は、小さなポケットが多く、一度にたくさん採れません。ヒマラヤ水晶は様々な形をした個性的な水晶が多いのですが、違うベインからは異なる形の水晶が発掘されるためだとか。そのため、バラエティに富んでいてユニークな形が多いのでしょう。
透明度の高い水晶だけでなく、クローライトを含んだガーデンクォーツや酸化鉄を含んだピンククォーツも発掘されています。ボルテックス(渦)を巻いているクラスターなど珍しいクラスターもあります。
産地のガネーシュヒマールは、近郊の産地も含み、透明なクォーツはネパールのTipling、クローライトが入ったものはLapaなどネパール産で、ピンククォーツはインドのパールヴァティ渓谷のマニラカンやマニハール産だそうです。
原産地のマニハールは同じくヒマラヤ水晶の産地でもあるパルバティ渓谷の南、ガラサ渓谷のマニハール村のことだそうです。この地域はヒンズー教やシーク教の聖地があるマニカランがあるヒマラヤ山脈の南に位置し、聖地でもあり温泉地でもあるマニカランはヒマラヤ水晶の産地でもあります。聖地がある場所というのは土地のエネルギーが高い場所で良質な水晶が採れるのも納得です。
同じクリアな水晶でもブラジル産と比べてどこか陰の気が強く感じるヒマラヤ水晶。ハートチャクラの色を併せ持つこの地域のガーデンクォーツは、地球の心臓部といった所でしょうか。高い山々の下には大陸移動の動力源となる強いボルテックスが渦巻いていたことがわかります。まるでエンジンのようにぐるりと巻いたガーデンクォーツのクラスターは、ヒマラヤの激しい地殻変動の痕跡を残しています。