みずみずしい水晶クラスターを産出するトマスゴンサガ産の水晶クラスターです。
トマスゴンサガ産のクラスターはどれもハイクオリティで、中々選びきれない中
当店がお選びしたのは当店らしいというか(笑)
トマスゴンサガのクラスターは大小のポイント林立しているのが特徴ですが
こちらは大きな柱が二本クロスしていて、その隣に細いポイントが群生しています。
いわゆる涅槃像のような寝水晶で、高さよりも縦や横に広がっています。
撮影のため、クッションで少し上向きにしています。
横に広がっているのは、渦を巻いているため
中心に向かってポイントが群生しているので、幅広くなりボルテックスが生まれています。
似たものにロシレムにもありましたが、グインデル水晶をイメージするといいと思います。
グインデル・クラスターという感じです。
魅かれたのは潤いだけでなく、とても強い虹がバーコードのように現れていること。
虹は全てではありませんが、各ポイントに表れているので、複数見ることが出来ます。
直射日光や室内光のライティングでは画像よりももっと強く現れます。
面白いのが柱面の溶けただれたような表面
触っていると音が鳴るので、少しシンギングが入っています。
慈愛にあふれた美しい響きです。
Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
87x84x50mm
216g
Tomás Gonzaga, Curvelo, Minas Gerais, Brazil
ミナスジェライス州の中央にあるトマスゴンサガ。クリアな水晶クラスターの名産地です。大小様々なポイントが林立したり、放射状に伸びたり、バラエティに富んでいます。先端は透明ですが、ポイント中腹まで白いものも多く、透明度と白さのコントラストの強さがいかにもトマスゴンサガ産といった感じです。
ハイクオリティなものは「トマスゴンサガ産」として出荷されますが、そうでないものはブラジル産として流通しているのだとか。艶や照りがあり、どこかフェミニンな雰囲気を感じます。
潤いや輝きの強いハイクオリティなトマスゴンサガ産の水晶クラスターですが、ポイントの透明度に対してクラスター根元は白く、ポイント中腹まで白いものも多いです。こちらも透明なのはポイントの上の方で、ポイントの半分は白くなっています。そしてその白さもトマスゴンサガ産の慈愛のような輝きを醸し出しているのかなあと思います。
クラスターは直立したものと思いがちですが、渦を巻いてるクラスターは横に広がりがちです。ボルテックスになっているので、ねじれがあり、エネルギーの場が生まれています。