ハイクオリティで華麗なアメジストを輩出するナミビアのブランドバーグ産のアメジスト
スモーキーで輝きが強く、エレスチャルだったり水入りだったり
バラエティ豊かです。
こちらはジュエリーのようなブランドバーグ・アメジスト。
大きな水が入ったバブルが、ファントムの山の形に従って頂上から下へと動きます。
スモーキーなファントムの下に、結晶もファントムに沿って連なっていて、輝きを増しています。
光によってマゼンタ色になるスモーキー
大きなパストタイムリンクや、小さなトライアングルのウィンドウ
柱面に吸い付いたアウトクルージョンやレムリアンレッジのような見事な条線
メインファセットには縦に三連に連なったレコードキーパー
見所がいっぱいです。
メインファセットに見える大きくて丸い結晶は、ファセットの下にあり表面には出て来ていません。
所々バブル状の結晶がありますので、水入り水晶なのと関係しているのかもしれません。
ファセットはタビー。
まるで宝石のような見事な結晶です。
SMOKY AMETHYST (紫水晶)
50x20x12mm
20.9g
Brandberg, Namibia
鉱物の形成の過程で水晶が紫色になったものが紫水晶=アメジストです。この紫は天然の放射線の影響だということが近年発見されました。アメジストは水晶系の中でも複雑な構造を持つため、結晶の割れやクラックなどが目立つものが多いですが、それがまた本物のアメジストの証拠でもあります。
古代より多くの宗教で紫は高貴な色として見なされていたため、アメジストも同様に高貴な人々に愛されて来ました。世界各地で産出されますが、近年ブラジルやウルグアイで極めて色の濃い高品質で見事な結晶を持つアメジストが多数発掘されています。
頭頂のチャクラを司るアメジストの紫はとてもスピリチュアルで癒しの力と共に洞察力や直観力を養う色でもあります。
とても高価だったのですが、そんなことが気にならない程一目惚れしてしまったブランドバーグ・アメジスト。アメジストに弱いというのもありますが、原石なのに宝石のような完成度に驚きました。とても大きなコレクターサイズの結晶標本といった感じです。
輝きの強さは石だけでなく中にある水と共鳴しているよう。露出を特に合わせなくても輝きが強いためドラマチックな画像が撮れてしまいます。まるでアメジスト自体が生きて光線を放っているかのようです。
水晶がその輝きや形、模様に様々なメッセージを残しているように、アメジストやスモーキークォーツなど色づいた水晶は、その色の波動・輝きで私たちに何かを強く語り掛けています。パープル、スモーキー、マゼンタの三色の色を持つこちらのアメジストは、その波長でまるで脳波のように持ち主にコミュニケーションを取ってくれるでしょう。とても饒舌なイメージです。