美しいブルーのフローライト
一目で惹きつけられる魅力があります。
こちらは中国産のフローライトですが、この産地のブルーフローライトは加熱処理されている可能性があります。
母岩のクォーツのクラスターがスモーキークォーツと言われてましたが、焼かれたせいらしいとか。
ただこちらは、グリーンの色味が入っており、少し違う可能性もあります。
母岩から生えているクォーツも、母岩内部の色と同じで、不自然さを感じません。
中国産のブルーフローライトのブレスやルースと同じ石の色をしています。
メキシコ産のブルーフローライトにも近い色で、ナチュラルなフローライトのカラーにあるものです。
そのため、ナチュラルなフローライトの価格にさせて頂いてます。
ご理解のある方がご購入ください。
うっとりするようなブルーは絶品です。
こだわりのない方でしたら、目にも美しいフローライトをご覧いただけると思います。
Fluorite(蛍石)
62x57x33mm
120g
Yongchun, Fujian, China (中国・福建省永春県)産
フローライトは熱水鉱脈や温泉地帯で産出されるガラス質の鉱物です。和名は「蛍石」と言われ、原石は実に様々なカラフルでユニークなバリエショーンがあることで有名です。原石の愛好家が多いのも特徴です。
産地によって色味が異なるのもコレクターが多い理由かもしれません。ヨーロッパやアフリカ、アメリカ、中国など世界各地にフローライトの名産地があります。
フローライトの眩い輝きは高次元に導き、ラブラドライトのようにクリエイティブな直感を助ける石と言われています。
フローライトは八面体やタンブルなど様々な形がありますが、瞑想に一番適しているのはクラスターと言われています。フローライトのキューブ状が集ったクラスターは、人間の精神体と呼ばれる領域のエネルギーの形状によく似ています。人が魂を通して蓄積してきた記憶の中にある情報にフローライトはアクセスするとも言われていますが、多くの人がフローライトに魅かれ、キューブ状の、特にゾーニングのあるフローライトの人気が高いのも、フロッピーディスクのような記憶媒体に見えるからかもしれません。
蛍石という名前は加熱した時に蛍のように光ることに由来します。元々フローライトは加熱されて色味や美しさを引き出される歴史があるということ。アゲートは染められ、フローライトは焼かれる。それによって新たな石の魅力が引き出される。石に元々備わった性質なのかもしれません。
どんな蛍石でも加熱すればインディゴブルーの美しいカラーが出るわけではないことを考えると、この色が現れるということは、それもその石のもう一つの姿であり本来の資質でもあると思います。天然の色味に勝るものはありませんが、着色したわけでもなく熱処理によってここまで青い色を見せるならそれはそれで十分価値があると思うのです。