ペルー産のジェムシリカのビッグタンブル。
ジェムシリカの原石は地層のように層状になっており、その隙間に結晶が生まれます。
タンブルは地層部分を研磨することで手にしやすく、美しい内部のクリスタルを見ることが出来ます。
癒しのパワーが強いジェムシリカのタンブル
ヒーリングに最適な石です。
通常タンブルは全体を研磨されてしまいますが、結晶を残して研磨されています。
最近ポリッシュも原石を残して研磨されているものをよく見かけるようになりました。
こちらは結晶部分よりも研磨された部分にの美しい発色が見えます。
森のような緑のマラカイトと母岩との組み合わせ。
透明なクォーツによって内部の結晶が現れモザイクのようになっています。
アーシーで地球のようなイメージを。
結晶部分のドゥルージーがタンブルを動かすたびにダイヤモンドのようにキラキラ、チラチラと瞬きます。
マラカイトが深い森のような緑です。
癒しの力がとても強く、ジェムシリカには溜まっている感情を洗い流す力があるようです。
心の底に眠っている自分でも気づかなかった感情を刺激し、洗い流して癒してくれるようです。
透明感のあるブルーグリーンの色合いは豊かな海や森のイメージを運んでくれます。
Gem silica - Chrysocolla, Malachite & Tenorite
41x35x34mm
54g
ペルー産
ジェムシリカはクリソコラやマラカイトに珪酸(シリカ)成分であるカルセドニーやクォーツが染み込んで強度が硬化されたものをいいます。カルセドニーが染み込んでいるものはクリアでアゲート質になります。クォーツ化したものはより硬度が高くなります。
それぞれ「クリソコラ・カルセドニー」「クリソコラ・クォーツ」などとも呼ばれ、ジェムシリカはその中でも宝石質の美しさを持つ特別な石を指します。
ジェムシリカはアリゾナやペルーなど現在のところアメリカ大陸でしか採取されていない希少石です。類似した天然石に同成分の複合石であるクォンタムクアトロシリカがあります。石の定義や解釈は発掘現場と流通市場によって異なることもあります。
女性性の石と言われるクリソコラを結晶化させたジェムシリカ。クリソコラの持つ潜在的な力をクォーツによってパワーアップさせた感じです。癒しのエネルギーも人への作用もより強くわかりやすく響くでしょう。
これまでターコイズが担っていた古い時代の役割がクリソコラに遷移していると言われており、その中でもジェムシリカは新しい地球の未来を率先して牽引している印象があります。豊かな母岩から多くの成分が混じりあい結晶するクリソコラ。宇宙から見た地球のようなイメージをふんだんに持つジェムシリカは、私たちに美しい地球の姿を思い出させダウンロードさせるのかもしれません。
ジェムシリカは現在の所ペルーやアメリカのアリゾナ産に限られており、カリブ海を挟んで環太平洋造山帯に位置します。火山活動や造山運動が盛んなエリアで鉱物も多く生成されたのでしょう。日本も反対側の環太平洋造山帯に位置します。次世代の石とも言えるジェムシリカの産出スポットは現在地殻変動が活発なエリアであり、環太平洋造山帯の活動が次の時代の新しいゲートになるのかもしれません。ジェムシリカのメッセージはいわば次の時代の扉の鍵のようなものかもしれません。