ボルダーオパールのビッグルースです。
とても大きなサイズなのに、ブルーのオパールがはっきりと見える美品。
ペンダントサイズの形もよいです。
通常なら青く透明な部分を二つにして二つのルースを作りそうなものです。
こんなに青い部分を残してこの大きさのルースは、とても珍しいのではないでしょうか。
ポイントは、表面になだらかな傾斜があることです。
母岩部分が少し高くなっています。
この一品だけたまたま出会えた美品です。
入荷予定もありませんのでお見逃しなく!
BOULDER OPAL(蛋白石)
30×14x6mm
29cts.
Australia
和名で蛋白石と呼ばれるように、オパールの成分は貝や樹木などの堆積物から出る珪酸によって作られたり、クォーツのように温泉の堆積物や火山の溶岩の中に出来るものもあります。ラテン語で「宝石」を意味するオパール。産地には、メキシコ・オパールやオーストラリアのボルダーオパールなどがあり、中でもボルダーオパールは青い海のような鮮やかな遊色を持つため非常に人気が高い石でもあります。
ボルダーオパールのBoulderは「大きな丸い石」という意味で、これはボルダーオパールが岩の塊から発掘され、母岩付で加工されることから「ボルダーオパール」と呼ばれています。
古来より、霊的能力や直感力を高め、意識を向上させる効果があると言われています。眼病の治療にも利用された歴史があるのは、オパールの遊色効果が霊的な眼力も含め、視覚機能や能力を強く刺激するのかもしれません。
オパール自体が水分を多く含み硬度も軟らかいため、とても乾燥に弱く、水分補給や保湿などのケアが必要です。
ボルダーオパールは青いフラッシュが強く、茶色い母岩と一緒に研磨されます。キラキラと輝き水のように青いオパールと無骨な茶色い岩の色とのコントラストが特徴で、とってもワイルドです。エアーズロックのあるオーストラリアの大地を想わせるようなボルダーオパールのこげ茶色の肌は、オパールの青さをより一層引き立たせ、まるで乾いた大地のオアシスのような潤いを見せます。「幸運の石」「青い鳥の石」と例えられるように、奇跡や幸運を授ける力があると言われるのは、砂漠のオアシスのような潤いを見せるからかもしれません。
青いオパールが魅力のボルダーオパール。オパール特有の透明感と引き込むようなブルーが一緒になっているだけでなく、ピンクやグリーンなど七色の光まで見せるのですから、惹かれないはずがありません。原色に近い真っ青なブルーから、スカイブルーのような水色まで様々な色を持ちます。母岩の間のわずかな狭間に見えるものが増えていますので、オパール部分の大きいルースは貴重です。