レムリアン・ルーツクォーツ「ピュアレイ」のポイントです。
2019年ツーソンから登場した新しいクリスタル。
日本では「ピュアレイ」として流通するようになりました。
流通量が増え、バイーア産のレムリアンシードとして入荷するようになりました。
今後はレムリアンシードとして販売して行きたいと思います。
元祖セラドカブラル産にそっくりな、オイリーなのにすりガラス状でシルクサテンのような滑らかな手触り
内側から漏れる光はニューレムリアンならではの、ピュアでみずみずしさにあふれています。
ダイヤが二つ連なったような大きなダイヤモンドウィンドウ
階段状のレムリアンレッジはただの成長線を越えて彫刻的な美しさを持っています。
階段の溝には薄っすらと土のようなインクルがあるのですが、画像処理中に気づいたぐらいで
レムリアンの光の強さと奥の方にあるため肉眼ではほとんど気になりません。
背面の欠けは衝撃によるものなのでしょうが、ギザギザになってて雷のように見えなくもないです。
上の方は届いてからパリンと割れたもので、下の方はセルフヒールドされています。
お尻も滑らかにセルフヒールドされています。
撮影時には気づかなかったのですが、お尻の方で白い部分はセルフヒールドされていて
それがレンガを積み重ねたように細かく再結晶化していました。
ファセットには人のような地図のような模様が浮かび上がっていて独特です。
ステップド・アカシックラインと言われるファセットに入ったレムリアンレッジも見られます。
握りやすい形、上質なシルクのような手触り
バイーア産のレムリアンは、そこにあるだけで心が洗われるような癒しの響きがあります。
Lemurian Roots quartz, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
97x40x27mm
112g
Alegre mine, Bahia, Brazil
レムリアンシードはブラジルのミナスジェライス州のセラドカブラルが原産地です。その周辺にも同様のクリスタルが発掘されています。シード(種)のように母岩から離れ根を持たない状態で発見され、階段状の蝕像があるのが特徴です。ヒーラーによって古代レムリア文明の叡智が秘められているとリーディングされています。コロンビア、ロシアのクリスタルもあります。
バイーア州産の新しいレムリアンは、ミナスジェライス州北部のバイーア州アレグレ鉱山で発掘されます。レムリアンシードのレーザーの主産地であるディアマンティーナのあるエスピニャッソ山脈の北にあり、同じ鉱脈の可能性もあるようです。
ピュアレイは、レムリアンシードの鉱床のクラスターの根元に生えたポイントです。ブラジルの鉱床はとても巨大なため、クラスター群の根元にもポイントやそれに近い形の水晶があるのですが、ほとんどが不透明なのでピュアレイのような透明な石は稀です。
詳しい解説をブログの方で書いています。
人類__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(1)
新しいレムリアン__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(2)
ライトボディ__レムリアン・ルーツクォーツについての考察(3)
自由を求める性質_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(4)
長い旅の終わり_レムリアン・ルーツクォーツについての考察(5)
独特の厚い皮のような表面を持つ水晶が産出されると、バイーア産の水晶はやっぱりレムリアンシードだなと思います。他の水晶のどの産地でもこんな皮膚を持たないというか、世界中の水晶を知っているわけではありませんが、まるで生き物のように特別な表皮を持つクリスタルですレムリアンシードは。
その分厚い皮の下に隠れて内側の光は届きにくいのですが、そんな分厚い皮を持ちながらもそれでも神々しい光が漏れて来るのがわかります。コロンビアンレムリアンのような突き刺すような光線はなくても、きっと同じくらい強い輝きを持っているのだろうと思います。
この分厚い表皮は、成長と同時に起きたのか、それとも成長した後に覆われ始めたのかわかりませんが、レムリアンシードが一般的な水晶と違ってさらに表面も独自の成長が進んでいる証拠だと思うのです。まるで老人の深い皺のように深く刻まれたレムリアンレッジやステップ。皮膚下の細胞膜のような柱面の表面は、植物のように成長し結晶面も生き物のような皮膚を持つレムリアンならではの成長過程です。
レムリアンシードの独自性は、何より水晶の表面に独自の痕跡を持っていることだと思います。レムリアンレッジだけでなく、細かい細胞膜のような表面もよく観察してみると、レムリアンシードがなぜこのような生き物のような皮膚を持つのか、何を伝えようとしているのか、レムリアンシードの価値がより実感を持って伝わって来ると思います。