スモーキーなファントムが入ったシトリン。
こちらはバイーア州産なのでオウロベルデではないのですが、オウロベルデにとてもよく似たルースがあって、加熱と照射したシトリンなのではないかと思います。
4年前に色味の美しさに惹かれて入荷しました。
販売済みのこちらと同じ入荷なので、ルースカットされていないともっとファントムがクリアなようです。
レモンクォーツのような蛍光グリーン。
加熱や照射によってレモンクォーツになったりシトリンになったり、グリーンのプラシオライトになったり、オウロベルデになったり。
微妙な成分の差で色味が変わって来ますが、逆に言えば同じ色味ならば同じ成分が入っていたということにならないでしょうか?
ジュエリーカットされているので、輝きも透明感も全く違います。
カケがあったりするため、ジュエリーグレードではなく天然石としての販売になります。
CITRINE(黄水晶)
19x12x8mm
16cts./3.2g
Bahia, Brazil
石英の中で黄色い水晶をシトリン(黄水晶)といいます。名前の由来は黄色い柑橘類のシトロンから来ています。六角柱の形状が多いため、ポイント型でも発掘されます。天然のシトリンはとても少ないため、放射線処理されるものが一般的です。熱処理がされていなシトリンはブラウンカラーに近く、自然なシトリンは稀で貴重な一品です。
古来より強力な金運をもたらす石として信じられ、商売繁盛や富を運ぶ「幸運の石」として重宝されている鉱物です。神経をリラックスさせ、ストレスから解放する力があると言われています。
アメジストを加熱するとシトリンになるため、原石から加熱処理し加工されたものが多いです。シトリン(黄水晶)とアメジスト(紫水晶)が合わさったアメトリンや、それぞれにスモーキークォーツ(煙水晶)入っていたりします。この三つのカラーの水晶は境界を越えて互いに干渉し合っています。
シトリンのイエローは沈みがちな人の心を明るくし、温かさを取り戻させてくれるでしょう。気持ちがこもりがちだったり暗くなりがちな冬にはまるで暖炉のように暖かな光を与えてくれるかもしれません。また黄色が象徴する体幹のチャクラと呼応し、気力や体力のサポートも期待できます。もともとが水晶なので高いエネルギーを持っています。自分だけでなく他の石も響かせエネルギー全体を増幅し高める力に優れています。
スモーキーシトリンは、シトリンのイエローがライムイエローのように青みがかって爽やかになっています。どこかレトロな雰囲気を持つ色合いは大人っぽいく、ユニセックスなファッションにもお似合いです。