昨年から新しく入荷したブルークォーツのハートポリッシュ。
ブルークォーツという曖昧な名前ですが、成分はデュモルチェライトやブルーアベンチュリン、ソーダライトなどいろいろ言われています。
鑑別に出しても青い石英としか出ないと聞いた覚えがあります。
レムリアンルーツクォーツが出るバイーア産。
産地をチェックすると、デュモルチェライトの産地なので、デュモルチェライトなのかなと思います。
星屑のような鮮やかなブルーがロマンチックで、とても強く魅かれてしまいました。
クォーツなので、表面はとても滑らかに研磨されていて、青味の成分もクォーツの中でレイヤーになっています。
さざ波のように流れるデュモルチェライトのブルーが、冷静さと落ち着きを取り戻してくれます。
青い成分がデュモルチェライトととなると、こちらはデュモルチェライト・イン・クォーツのポリッシュになりますね。
デュモルチェライトのブルーが好きな人にオススメです。
Blue Quartz, Dumortierite in Quartz
76x37x31mm
133g
Boquira, Bahia, Brazil
ラピスラズリよりも濃い青と言われるデュモルチェライト。原石はラピスラズリのような青い石ですが、クォーツの中で結晶化したものが大変美しく、宝石のような価値があります。上質な物はブラジルやマダガスカルなど産地が限られています。名前は発見者のフランス人科学者デュモルティエから来ているそうですが、もっとシンプルな名前の人に発見して欲しかったですね。
思慮の石と呼ばれ、知能や思考に関して作用する石と言われています。集中力や記憶力など、思考や知能を必要とする力に働きかけます。
思慮の石と呼ばれるデュモルチェライトがクォーツの中にあると、「内面に誘いかける石」という印象があります。クォーツの中できらめくデュモルチェライトを注意深く覗き込むように、自分の内面や心の奥に意識や気持ちを引き連れて行くのかもしれません。その力はデュモルチェライト単独よりも、覗きこまないと見ることが出来ないデュモルチェライトインクォーツの方が更に強い力を持っているように思います。この石が私たちを魅了してやまないのも、内面へと誘う力が並はずれて強いのでしょう。
ハートは心臓のチャクラなので、ブルーはどうなのだろう...と思いましたが、研磨もデザインも美しく購入しました。うっとりするような鮮やかな青色を眺めていると、心は宇宙に広がります。そういえば、ブルーブラッドと言われる宇宙種族の話を聞いたことがありますが、映画『アバター』のような感じでしょうか。ブルーブラッドは、欧州貴族や名門を意味します。
良くも悪くも文明をリードしたその才知は、宇宙的なインスピレーションによる賜物で、ブルーブラッドを連想させるハートポリッシュ、自分の中にある青い血のインスピレーション目覚めさせ刺激するのによいかもしれません。