カリビアンブルーカルサイトのようなブルーのブルークォーツ。
ブルーカルセドニーでもあります。
まるで海と陸の地球のような姿に惚れて購入しました。
去年辺りから出て来た新種の鉱物のようです。
カリビアンブルーカルサイトと同時期に出て来て、カリビアンブルーカルサイトとしても流通していますが、鑑定にかけた人によると、
「クロニウム(青色の元)、鉄、チタンを含んだカルセドニーをベースにしたブルークォーツ(クォーツの細かい粒子) 」
だそうです。
産地はモザンビークや南アで出ているらしいです。
もっと早く出品する予定でしたが気に入ってしまい、マイコレとして撮影現場に飾っていました。
カリビアンブルーカルサイトのような透明感はありませんが、ブルーの色味がきれいで、飾るととても映えます。
海と陸に別れたような模様がいい感じで惑星感があります。
※スフィア台は撮影用です。
Chalcedony(玉髄),Quartz(石英)
直径63mm
350g
Mozambique or South Africa
カルセドニーはアゲートと成分も成り立ちもほとんど一緒で、違いはその見た目で区別されます。アゲートは縞模様が特徴ですが、カルセドニーは模様のないアゲートのようなもの。見た目がまったく違うのにほぼ同じ石と言われるのは不思議な感じがしますが、カルセドニーの内部にある縞模様の結晶を見るとアゲートと同じ種類だというのも納得です。半透明で柔らかい輝きを持ち、岩石や溶岩の空洞内に生成します。石英が集まったことによって生まれた鉱物の変種で、名前の由来はギリシャの町カルセドンから産出することからカルセドニーと呼ばれるようになったそうです。
和名の玉髄という名前は、玉のような結晶が集まった姿が骨髄の内部に似ていることに由来します。
人の気持ちを柔らかくし、平和な心や穏やかさ、寛容さをもたらすと言われています。古くはメンタルの安定を促し、体内に栄養を行き渡らせる力があると言われています。
カリビアンブルーカルサイトと同時期に市場に出て来て、よく似ているのでカリビアンブルーカルサイトの人気に乗っかったのでしょうか(笑)。研磨先で混同されたようです。
カリビアンブルーカルサイトとはまた違った、不思議な穏やかさ、癒しがあるのですが、カルセドニーの効果だったのですね。
デュモルチェライト・イン・クォーツなど去年からブルークォーツの出土が続いているなと思います。グリーンアベンチュリンも緑ですが、クォーツ(クォーツァイト)に色が付いた物。カリビアンブルーカルサイトはブルーアラゴナイトですが、青い石のバイブレーションが高まっている気がします。