ロシア・ウラル産のシトリンポイント。
少しレモンイエローでスモーキーな風味もあるのが、いかにもウラル産という感じです。
寒い地方であまりシトリンが採れるイメージがないのですが、採れるとしたらこんな感じの蛍光色な気がします。
アフリカやブラジル産のシトリンとは全然違うシトリンですよね。
土っぽさが全くなくて、宇宙にとても近い感じの蛍光色のレモンイエロー。
いわゆるシトリン全く違って、プラシオライトのような熱によって変化を受けたような色味です。
と言っても、こちらは天然のシトリンで確かな国内業者さんから仕入れています。
ウラル地方は鉱物資源が豊富で、隕石の落下や爆発などもあり、熱による影響や変化が土地にもある気がしています。
両剣に成りかけのようで、両端に溶けた影響があり、お尻の方はセルフヒールドされています。
大きなキーがザクザク入っていて、虹も見え、とても味わいのあるウラル・シトリンです。
中々この地域の水晶は出て来ないと思うので、とてもラッキーな出会いだと思います。
CITRINE(黄水晶)
74x32x26mm
83g
Ural Mountains, Russia
石英の中で黄色い水晶のシトリン(黄水晶)は、黄色い柑橘類のシトロンから来ています。天然のシトリンはとても少ないため、放射線処理されるものが一般的です。熱処理がされていなシトリンはブラウンカラーに近く、自然なシトリンは稀で貴重です。
古来より強力な金運をもたらす石として信じられ、商売繁盛や富を運ぶ「幸運の石」として重宝されている鉱物です。神経をリラックスさせ、ストレスから解放する力があると言われています。
シトリンでも蛍光色のあるシトリンは、特別な何かを感じてしまいます。ザンビア・シトリンやウラル・シトリンのように、激しい地殻変動があったエリアのシトリンは、地球だけでなくより宇宙的なメッセージが感じられます。
ウラルといえば、ウラル山脈の南にロシアンレムリアンが発掘される地域がありますが、この地域の水晶にはどことなく重さがあります。ロシレムもスモーキーなものがとても多いですし、シトリンっぽい色味が入っていたりします。
こちらのウラル・シトリンはロシレムとは関連がないですが、私は密かにこの輝きの重さにロシレムに等しい「重さ」を感じています。輝きが強く、透明感も高く、何より柱面がとってもシャープ。親しみやすい明るいカラーとは裏腹に、剛性のような強さが感じられます。重さはインパクトになった時、とても強い衝撃になります。