こちらはオワイヒー・ブルーオパールとして入荷しましたが、オワイヒー以外のブルーオパールもオワイヒー産として流通しているようで、念のため、ブルーオパールとして販売いたします。
原産地は参考になります。
オバール状のカットに波目のような青い模様が入ったブルーオパール。
ブルーオパール独特の、アンニュイな青が不思議な安らぎをもたらします。
オワイヒーオパールは近年発見されたコモンオパール
アメリカのオレゴン州のオワイヒーという
インディアンの聖地にある水場(Sacred springs)で採れるブルーオパールです。
コモンオパールは石というより「石のようになった」物質なので
とても軽く質感もどこかプラスチックのような軽さがあります。
BLUE OWHYEE OPAL(蛋白石)
26x15x3mm
11.2cts./3.5g
Owyhee County, Idaho, USA(参考)
コモンオパールは透明度のないオパールで火山岩や堆積岩の隙間に熱水が沈殿して石化したもの、微生物などの有機体が石化したものがあります。キラキラとした遊色を持たないコモンオパールですが、硬い石なのにやわらかい雰囲気を醸しだす不思議な魅力がコモンオパールにはあります。石なのに柔らかい雰囲気を与えるため、持ち主をリラックスさせる働きがあるのかもしれません。
ボルダーオパールなどオパールの名産地であるオーストラリアや、ブルーオパールで有名なペルーなどが主産地です。オワイヒーブルーオパールのオワイヒーは、アイダホ州とオレゴン州を流れるオワイヒー川・オワイヒー湖のことでもあります。オワイヒーリバーはアメリカ有数の壮大な渓谷を持つ河川で湖を持ち、その近辺で採れるオワイヒーオパールはアイダホ州産だったりオレゴン州産だったりするようです。
オワイヒーオパールは空気にさらされたことで水分が蒸発し透明なものから不透明なものに変化したとも言われています。
どこか甘さが漂うかのようなオワイヒーオパールのブルー。ボルダーオパールのブルーを薄くしたようなオワイヒーオパールはやさしくとろけるようなスカイブルー色をしています。明るいスカイブルーというより少し寒色な涼しげなブルー。まるで大気圏の空のようで、エンジェライトやセレスタイトのような冷めたブルーを思い出します。
アメリカインディアンの聖地で発掘されるオワイヒーブルーオパール。古来より鉱物資源がある土地に人はやって来て住み着きます。セドナのように強い磁場を持つ場所だったり、原住民の土地はどこもそれなりの理由がある所ばかりです。オワイヒーオパールのような澄んだスカイブルーの石が埋まっているならば、そこを聖地にするのもわかりますね。
水色や青は喉のチャクラに対応しますので、こちらの石も首元のネックレスやペンダントなどのアクセサリーに適しています。
オワイヒーのブルーはビビットなブルーではなくて、藍色のような落ち着きがありながらやさしさのある青。
心を落ち着かせてくれながら、どこか叡智のようなものを授けてくれる気がします。