凄まじい結晶の世界を見せてくれるピンク・フローライトのビックサイズの結晶です。
パキスタン産のピンクフローライトです。
世界的にも珍しいピンクフローライトの名産地のギルギット・バローチスタン州のスカルドゥ産。
表面はピンクフローライトの結晶と、再結晶している部分があるように見えます。
遠くから見るとピラミッドのような三角錐の結晶が素晴らしいですし、近くで見ると水晶の再結晶のような迫力ある世界。
単体の結晶としてもとても大きく、また大変レアなピンクフローライト。
ピンク色もきれいに入っていて、ファインダー越しに息を飲むような光景が広がります。
黄色い雲母が入っています。
再結晶の効果なのかわかりませんが、単体の結晶にしてはとても頑丈でしっかりしています。
重さも結晶なのに母岩付きに負けないくらい重いです。
Fluorite(蛍石)
71x65×48mm
231g
Skardu shigar vally, Gilgit-Baltistan, Pakistan
フローライトは熱水鉱脈や温泉地帯で産出されるガラス質の鉱物です。和名は「蛍石」と言われ、原石は実に様々なカラフルでユニークなバリエショーンがあることで有名です。原石の愛好家が多いのも特徴です。
産地によって色味が異なるのもコレクターが多い理由かもしれません。ヨーロッパやアフリカ、アメリカ、中国など世界各地にフローライトの名産地があります。
フローライトの眩い輝きは高次元に導き、ラブラドライトのようにクリエイティブな直感を助ける石と言われています。
宇宙との結びつきが強いフローライト。同時に地球の文明化にもヒントを与えるような幾何学的な結晶構造を露わに持っている石です。その形は人の精神体のエネルギーが形状化しているとも言われます。人間の精神というものがビジュアル化された場合、フローライトのような姿になるのでしょうか。J・ダウ氏の解説では、感情体・精神体・霊体という人の持つエネルギーパターンの内、フローライトの結晶パターンは精神体のパターンとよく似ています。
フローライトはいろんなカラーがありますが、ピンクフローライトは何となく気になる石で、よい出会いがあるとちょくちょく集めています。単体の結晶が大きく、再結晶化しているものがよく見られる気がします。まるで水晶のように表面の模様を見ることができ、水晶とはまた違ったメッセージがあるように見えます。
単体の結晶でこちらのような大きなサイズは今後出会うことはないかもしれません。ピラミッドのようにきれいな辺と角を持ち、水晶のように再結晶化し、輝かしい虹も見られます。女神のような慈愛の響きがありますね。