鮮やかな桃色が香しいチューライト(桃簾石)。
こちらは発色がとても鮮やかなレアなチューライト。
タンブルなのですが、角が出来ているので、価格を大分抑えております。
和名では桃簾石(とうれんせき)と呼ばれるチューライト
日本の各地で産出され、特に糸魚川産のものが有名です。
ピンク翡翠として販売されていたりもします。
ノルウェーで天然石向けの鮮やかなピンクの石が採れます。
茶色い部分はカルサイトです。
ロードクロサイトやロードナイトとも違う可憐さのある色ですね。
Thulite(桃簾石)
35x26x23mm
24g
ノルウェー産
ゾイサイトの一種で、緑色のものはアニョライト、青いものはタンザナイトになります。赤やピンクの色は含有するマンガン成分のせいです。白い部分はカルサイトでです。チューライトという名前は、産地のノルウェーが古代に"Thule"と呼ばれていたことに由来します。近年アメリカやオースロラリア、オーストリアのチロル地方でも発見されています。
日本産のものは「桜ライト」と呼ばれ、大和撫子的なエネルギーを持つと言われます。鮮やかな桃色は洋の東西を問わずあらゆる女性性の象徴です。
これだけ鮮やかな堂々としたピンク色をしているのに、たとえばロードクロサイトのような肉感的な印象はありません。桃簾石は糸魚川が主要産地でもありますが、糸魚川には古代に奴奈川姫という翡翠の神様がおりました。石の神様は女神だったのです。
カルサイトが入っていると、石のエネルギーがまろやかになる気がします。情熱的な赤色に母性的なやさしさと穏やかさが加わる感じです。
Stone marbleではまだチューライトが珍しかった5年前から不思議とご縁がある石で、ルースで取り扱っていました。こちらも入荷は随分前になります。
今年の夏前にノルウェーでチューライトの原石が出て来たらしく、インスタで見つけた画像を
ツィートしたらプチバズりました(笑)。こんな風にチューライトとなぜかご縁があるStone marbleです。