ピンクアメジストのジオード
小さいものが多い中でサイズ感のある美品です。
桃のようなピンク色の発色も素晴らしく、形も美しい。
手放すのが惜しいのですが(^^ゞ
少しずつリリースしてます。
ザクロのようにぱっくり割れたジオードから鮮やかな桃色のクラスターが覗きます。
とってもジューシーで愛らしい。
大きめサイズなので中もよく見えます。
大きなポイントのファセットが出来ていて、イシスになっています。
ピンクアメジストのクラスタージオードは、ポイントになるとイシスになりやすいみたいですが、さすがピンクアメジストだと思います。
女神な石ですもんね〜
原産地は南米大陸の南、南極に面したパタゴニアです。
Pink Quartz, Pink Amethyst(桃色水晶)
56x56x32mm
77g
Patagonia(Neuquen), Argentina
鉱物の形成の過程で水晶が紫色になったものが紫水晶=アメジストです。この紫は天然の放射線の影響だということが近年発見されました。アメジストは水晶系の中でも複雑な構造を持つため、結晶の割れやクラックなどが目立つものが多いですが、それがまた本物のアメジストの証拠でもあります。パープルの色が濃いほど貴重で、熱処理をすると黄色になりアメトリンやシトリンと称して流通していたりします。
アルゼンチンで発掘されるピンクアメジストは、2017年に発見された新しいアメジスト。白いカルサイトが共生しているものもあり、UVライトで蛍光すると言われています。
南米大陸の南の方ではウルグアイ産のアメジストを始め、こちらのパタゴニア産のピンクアメジストなど良質なアメジストが産出されるようです。アメジストがなぜ紫色なのか、水晶がなぜ紫色に生成されるのか、放射線の影響と言われてますが、確かなことはまだわかっていないそうです。なぜこんなラブリーなピンク色になるのだろうととても不思議に思います。母岩もピンク色をしてますので、水晶もピンク色に成長したのかもしれません。成長過程での放射線のような外部からの影響だと思われますが、そういえば、ブラジルの東側には自然放射線がとても高い地域があり、日本の6倍以上なのだとか。南米は元々そういうエリアで、地殻ではさらに高い放射線が水晶たちをとてもカラフルにしているのかもしれません。
人が癒される色は実は様々なのかなと思います。青い石の輝きで癒される人もいれば、桃色が癒しになる人もいる。明るいイエローやグリーンに癒しを感じる人もいます。青い石はどちらかというと精神的な癒しで、ピンク色は感覚的な癒しのような気がします。イエローやグリーンは思考の疲れに効くような。どの色もそれぞれのバイブレーションを持っており、私たちに強く訴えかけて来ます。
アルゼンチンといえば、ロードクロサイトも鮮やかなピンク色。北のペルーもインカローズやピンクオパールなど美しいピンク色の石の産地。どちらも南米を貫くアンデス山脈の東側に産地があります。アンデス山脈を築いた地殻変動の恩恵なのかもしれません。