パキスタン産のゴールデンヒーラー。
たくさんのリモナイトに覆われた眩いばかりのゴールデンヒーラー。
ダブルターミネーションになりかけの、きれいな形のクリスタルです。
レシーバーと呼ばれる七角形の大きなメインファセット。
柱面にはバーナクルのようなクォーツの付着が見られます。
リモナイトに覆われていても、水晶の輝きは特別。
リモナイトの油分で柱面には七色の虹が現れています。
中々ここまで透明感のあるゴールデンヒーラーには出会えないもの。
特別な一品です。
ジュエリーのようなゴージャスな輝きなので、サイズ的にも形もアクセサリー加工によいと思います。
Clear Quartz, Rock Crystal, Limonite in Quartz
57x11×10mm
9g
Balochistan, Pakistan
ゴールデンヒーラーはクォーツやクラスターにリモナイトや褐鉄鉱のような黄色の酸化鉄が表面に付着したものです。透明度が高く虹色の輝きが見えるため、クォーツの美しさも際立っていおり、優れたヒーリング作用を持つ石として評価されています。
ゴールデンヒーラーという名前はまたもや、お馴染みスーパーセブンの名付け親のメロディ女史によって命名された名前で、世界中で発見されますが、特にアーカンソー州のものは金色に近い輝きを持ち、ケルト文化が色濃く残るウェールズ地方では穏やかな輝きのゴールデンヒーラーが産出されるようです。ヒマラヤでもパキスタン産の水晶にはゴールデンヒーラーが見られます。
金色の輝きから、サインは太陽を表し、腹部の第三チャクラと頭上のチャクラである第八チャクラを示すと言われています。創造性、成功、自己肯定感など、太陽サインである獅子座の能力に働きかけると考えられます。
陰の気が強いヒマラヤ水晶ですが、パキスタン方面になると大分薄れます。明るいゴールデンヒーラーは、石の輝きをより一層神々しいものに見せてくれます。
バルチスタン州はヒマラヤとは言い難いようですが、当店のカテゴリではヒマラヤ山脈周辺もヒマラヤの造山活動による鉱物として、ヒマラヤ水晶として扱っております。
グーグルアースで見ると、パキスタンのバルチスタンもヒマラヤもびっくりのものすごい地形をしています。ヒマラヤ山脈の衝突によって地形が歪み、大きなうねりがあるのがわかります。パキスタンやアフガニスタンで多くの鉱物が採れるのも納得の、激しい地殻変動の痕跡が刻まれています。
ヒマラヤ山脈のように上の方にのし上がりませんでしたが、そこから採れる鉱物は、同じ時代の地殻変動の活動の結果でもあるかもしれません。