パキスタン産のエピドートの結晶。
クリノクロア(セラフィナイト)を思わせるような緑色の羽根のような結晶ですね。
こちらはとても見事な羽根感のある輝き。
裏面になるのですが、ギラギラとしてすごいです。
緑色ですが暗い所では黒っぽく見えるので、カラスの羽根のようだなとも思います。
Epidote(緑簾石)
50x22x18mm
88g
Balochistan, Pakistan
和名は緑簾石と呼ばれるエピドート。エピドート・グループの代表的な石で、ユナカイトもこのグループ。結晶は多色性があり、緑や黄色など様々な色に見えます。エピドートという名前の由来は、結晶が平たく広がっているため、「増加する」というギリシア語だそうです。柱状の結晶は劈開性を持ちます。
過去からの解放や固定観念からの自由など、古い縛りからのリリースを助ける力があると言われています。また、内分泌の不調を改善するのに効果的なのだそうです。
ユナカイトやエビドートなど緑簾石は渋さがあって、和の雰囲気のある石だと思います。落ち着いた緑はこの季節の牡牛座のイメージそのものです。パワスト的には牡牛座の象徴する豊かさや財運を意味するのだとか。また新緑が芽生える季節のように、物事を成長させ明確にさせる、現実化するのを助けるなど、牡牛座らしい意味合いが見られます。
この時期の緑にしては濃すぎるので、こちらのエビドートは暗さのある冬の雰囲気を感じました。牡牛座というより射手座が思い浮かんだのですが、木星がシンボルなので豊かさを感じさせる所が本質にあるのかもしれません。
カラスの羽根のように見えるエビドートの結晶原石。エビドートには透視能力などサイキックな能力を開発するという説がありますが、カラスのような鳥は紫外線が見え、人間に見えない色が見えると言われており、高い視力を持つ鳥。視覚に働きかける所があるのかもしれません。