トルコ産のスモーキークォーツのカテドラルポイント。
カテドラルも立派なのですが、お尻がセルフヒールドから再結晶化されて、見事なセルフクリスタライズド。まるで剣山のようです。
何より二重に重なったレコードキーパーの見事なことといったら。
しかもファセット全部に入っているんですよね...
照り艶透明感もあり、ワイン色に輝きます。
こういう石はもう石以上の何かが入ってますので。
再結晶の激しさ、カテドラル、宇宙船のように入ったグランドレコードキーパー。
手放す意味がわからないほどレアなのですが(笑)
ご縁のある方に呼ばれているようです。
トルコの西アナトリア地区という内陸部で産出されます。
Stone marbleでは何年も前から注目して扱っていましたが、最近トルコ西部の水晶がエーゲ海クォーツとも呼ばれているようですね。
火山地帯でもありますが、面白い石が採れるなと思ってました。
Smoky quarz(煙水晶)
72x53x39mm
134g
Western Anatolian Region, TURKEY
スモーキー・クォーツは和名が煙水晶でそのまんまなのですが、茶色をしているので水晶の中でもグラウンディングに適した石でもあります。古くから「悪霊払いの石」として有名で、邪気を寄せ付けず持ち主を護ります。マラウィやナミビアなどアフリカには良質なスモーキークォーツの産地があります。マラウィはエジリンの産地でスモーキークォーツと共生しているものもあります。
アメリカのヒーラーのJ・ドウ女史によると、スモーキークォーツは肉体に働きかける力がクリアクォーツよりも強く、エネルギーの影や不透明な部分に浸透しやすいとのことです。パワフルで明晰さを象徴しています。
トルコは鉱物の名産地でとても興味深い土地です。アゲートなどもとても個性的なものが採れますし、色彩も豊か。スモーキークォーツもこってりとした色味が入っており、ビターチョコレートのように照り強いです。またレムリアンシードのようなフォルムが肉感的で、スモーキークォーツにぴったり。地母神のような豊穣さとたくましさを感じます。
ジェネレーターのポイントやETクリスタルのようなセルフフィールド、全ファセットのレコードキーパーなど、トルコ産のハイクオリティなスモーキークォーツに驚かされます。
大地の色のスモーキークォーツは、グラウンディングやセンタリングにも最適な石だと思います。