トルコ産のスモーキークォーツのカテドラルポイント。
トルコ産のスモーキークォーツはモリオンのように色が濃く、照り艶が素晴らしいハイクオリティなスモーキークォーツの産地です。
大きなご角形の矢じり型のメインファセットにレコードキーパーの群れが印象的なスモーキークォーツ。
他の面にもレコードキーパーや特徴的な模様がよく見えます。
裏側はセルフヒールドされており、画像にある物だけでなく内側にとても大きな虹が入っています。
柱面にもレコードキーパーのような窪みが見えます。
すっぽりと手に収まる掴み心地のよいスモーキークォーツ。
照り艶や色味、繊細なレムリアンレッジの成長線など、どことなくアルプス水晶に似た雰囲気があります。
トルコの西アナトリア地区という内陸部で産出されます。
Stone marbleでは何年も前から注目して扱っていましたが、最近トルコ西部の水晶がエーゲ海クォーツとも呼ばれているようですね。
火山地帯でもありますが、面白い石が採れるなと思ってました。
Smoky quarz(煙水晶)
95x54x41mm
247g
Western Anatolian Region, TURKEY
スモーキー・クォーツは和名が煙水晶でそのまんまなのですが、茶色をしているので水晶の中でもグラウンディングに適した石でもあります。古くから「悪霊払いの石」として有名で、邪気を寄せ付けず持ち主を護ります。マラウィやナミビアなどアフリカには良質なスモーキークォーツの産地があります。マラウィはエジリンの産地でスモーキークォーツと共生しているものもあります。
アメリカのヒーラーのJ・ドウ女史によると、スモーキークォーツは肉体に働きかける力がクリアクォーツよりも強く、エネルギーの影や不透明な部分に浸透しやすいとのことです。パワフルで明晰さを象徴しています。
トルコは鉱物の名産地でとても興味深い土地です。アゲートなどもとても個性的なものが採れますし、色彩も豊か。スモーキークォーツもこってりとした色味が入っており、ビターチョコレートのように照り強いです。またレムリアンシードのようなフォルムが肉感的で、スモーキークォーツにぴったり。地母神のような豊穣さとたくましさを感じます。
ジェネレーターのポイントやETクリスタルのようなセルフフィールド、全ファセットのレコードキーパーなど、トルコ産のハイクオリティなスモーキークォーツに驚かされます。
大地の色のスモーキークォーツは、グラウンディングやセンタリングにも最適な石だと思います。