照りの強いハイクオリティのシトリン・カテドラル。
ジオメトリックな構造が高層ビルのように完璧なカテドラルです。
透明感があって輝きが強い柱面と、付着物によってすりガラス状の面があります。
白いマイカ(雲母)がアクセントになっていて、装飾的な美しさも。
絶妙なポジションで付着しているので、まるで飾りのようなのです。
少しアメジストも入っているのがわかると思いますが、そのため薄っすらこげ茶色のシトリン。
カテドラルの分岐の仕方が本当に見事で...大きく分けると二つのポイントがタントリックツインのようになっていて、さらに細かく分岐している感じです。
透明度が高く、つゆだくな輝きにうっとりします。
華やかさとどこかフェミニンな雰囲気が、母性的な印象の強いブラジル産の水晶ならではです。
Citrine, Clear Quartz, Rock Crystal(水晶、クリスタル)
77x34x32mm
108g
Araçuaí, Minas Gerais.Brazil
シトリンは自然の放射線を受けて色変化を起こしていると言われています。ブラウンやイエローカラーのシトリンは、現世利益やグラウンディングに適したクォーツ。同じ原理で紫色になったアメジストが霊感や愛の石なのと対照的で、現実的、肉体的レベルで発揮されると思います。
眩しいゴールドでもなく、暗いブラウンでもない、真鍮のような色合いと輝き。ゴールドとブラウンの両方のよい要素が現れているのが、シトリンだと思うのです。
思考面でもシトリンはよい影響を与えると思います。直感やフィーリングのような感情を白や紫の他のクォーツが司るのに対し、シトリンのブラウンは現実的な思考力を支えるでしょう。
カテドラルは宇宙のコンピューターと言われている形態。情報へのアクセスや思考を司り、データのクラウドであり、ソースでもあります。
今年は物価高や円安など経済の値動きが激しい一年。人々が経済と生活がこれまで以上に切実にクローズアップされていると思います。お金も一種のエネルギーで、回りが悪ければ滞り欠けて行きます。実りの秋のこの季節に、自分の中にある豊かさに対する意識を再確認するのによいと思います。