ミャンマー産翡翠のパルムストーン。
この形は石を温めて患部において冷えや不調を改善するマッサージや温熱療法に用いられるホットストーンだそうです。
翡翠は石自体が不思議な霊感を持つ石で、戦士の石という印象があります。
強い守護力を持ち、戦乱の世になったり、人々が追い求め始めると不思議と姿を消していく。。。
霊力を感じさせるような高品質のものが消えるのが本当に早いイメージです。
私は翡翠は持つべき人が持つ石だとの想いがあります。
翡翠の産地は戦いの歴史があります。
治安の悪さでは世界トップクラスのグアテマラや古代の国交窓口で北朝鮮に面している日本海岸の糸魚川など、争いが絶えないエリアです。
強い守護力は攻撃力でもあるのか...霊石にふさわしい慎重さが求められる石だなと思います。
翡翠は牡牛座の石ですが、鮮やかなグリーンは5月の新緑の色
落ち着いたラウンドカットと穏やかな色合いは、いかにも安定感を求める牡牛座らしいです。
重くどっしりとした質量も、地の不動星座そのもの。
割れにくさを示す靭性では、ルビーやサファイアと並びダイヤモンドより硬いと言われる翡翠。
私は密かに翡翠はダイヤモンドよりも価値があり、そのように扱われるべきだと思っているのですが、割れにくさではダイヤモンド以上なのですね。
表面はきれいに研磨されており、白翡翠に薄っすらと紫色が入っていて、白、緑、紫と三種の色を楽しめます。
Jadeite Jade(ヒスイ輝石)
58x52x19mm
112g
Myanmar
卸元商品説明書付
古くから世界各地で様々な民族に愛されてきた翡翠。日本でも糸魚川翡翠が有名で、先ごろ日本の国の石として認定されました。翡翠を意味するJadeは、海外でネフライト(軟石)と共に呼ばれていることから、非常に混同されやすく複雑な背景を持つ石でもあります。ネフライトよりも硬度が高いため硬玉と呼ばれ区別されています。硬玉の産地は世界でもミャンマーや日本などに限られており、中国産の翡翠の多くはネフライトと言われています。
特にミャンマーは世界でも有数の翡翠の産地で、宝石市場ではほとんどがミャンマー産です。ミャンマーでは18世紀に中国への輸出開始後、大規模な鉱脈開発が進み、毎年新しい鉱脈が見つかっているため、その埋蔵量は底が知れないとも言われています。
翡翠の緑はクロムや鉄分によるものです。翡翠は緑色が代表的ですが、薄紫色や白色、無色など様々な色がある石です。エメラルドやグリーンカルセドニーのように透明度があってエメラルドグリーンに近いものは極めて高価で取引されています。
ちなみに漢字の「翡翠」は鳥類の「カワセミ」とも読まれます。美しい青い鳥です。
勾玉を始め古代より護符として加工され身に着けられて来た翡翠。日本の古代人だけでなく、アメリカのインディアンはグアテマラの翡翠に彫刻を施し、南米を侵略したスペイン人もお守り用として身に着けられていたと言います。翡翠は軽く艶があるため、装身具には最適で、尚且つ硬度も強度にも優れているため、護身用に携帯されていたのもわかります。日本では翡翠を勾玉だけでなく翡翠大珠という棍棒のようなワンド状に加工されていたのが古代遺跡で発掘されています。その後勾玉として加工されるようになったらしいのですが、「魔法の石」としてアメリカの原住民にも崇められて来た翡翠には、呪術などにも使われた歴史があるようです。シャーマニックなバックグラウンドを持つ翡翠が、パワーストーンとして別格の存在であるのは歴史的な理由があるのでしょう。
12星座で怒ると一番恐い星と言われているのが、普段は温厚な牡牛座。牡牛座のイメージがある翡翠に強い護りを感じるのも、「動じない」「動かない」というのが案外最強でもあるのかもしれませんね。何か争いの予感がすると翡翠がやって来たり魅かれるものです。きっと不安が翡翠の動じない強さを求めているのかもしれません。動じなければ自分自身が欲しているビジョンに集中出来ます。外側の現実よりも、内側の創造性にフォーカスするのも、難局を乗り越える時に必要なことかもしれません。