ピンクコバルトカルサイトの原石。
母岩の表面にキラキラ光るカルサイトの結晶
鮮やかなピンクと白いカルサイト
母岩のグレイッシュなテクスチャもアンティーク感あっていいですよね。
出品予定じゃなかったですが素敵だなと思いまして。
産地は不明ですが、当店の判断でコンゴ産にさせて頂いております。
PINK COBALT CALCITE (方解石)
50x39x27mm
44g
Congo
コバルトの成分を含むカルサイトをコバルトカルサイトと言い、鮮やかなピンク色をしているのでピンクコバルトカルサイトと呼ばれています。学名はカルサイト(方解石)のグループの中で、菱コバルト鉱(sphaerocobaltite)に分類されます。
最初に発見されたのは1877年のドイツのシェーンブルグの鉱山で、名称は球(sphere)を意味するギリシャ語の"sphaira"から来ています。コバルトカルサイトの結晶が球体のように見えるからでしょう。稀にローゼラリトやエリスライトと共に産出します。
ピンクコバルトカルサイトはショッキングピンクの鉱物なので、鮮やかなピンク色はパワーストーンやスピリチュアル系にも人気の石です。原色に近い色をした鉱物は古来より人類にとってとても貴重な鉱物で、顔料などに使用され文明の発達に寄与して来ました。色彩の人に与える影響はとても強く、鉱物の持つ色彩は実に豊かで色の持つパワーを改めて再認識させてくれます。