高温で生成されるβクォーツのようなモンドアメジスト。
いろんなアメジストを見ていますが、形、色味、インクルなどどれをとっても非常にハイクオリティなアメジストです。
美しいマゼンタの発色とカテドラルのようなファセットのレコードキーパー
βクォーツ由来の両剣水晶にさらに同形状のコンパニオン
強い光にかざすとゲーサイトのような鉄分のインクルージョンが現れます。
少しスモーキーが入っているので、上質な雰囲気がグッとアップ
小さい物が多い中で、モンドアメジストの特徴がはっきり見られる大きい物をセレクトして来ました。
どこかこちらに訴えかけて来るようなモンドアメジスト
この紫色は宇宙の星雲の色なのかもしれません
モンドクォーツはドドマ州モンドを中心にいろんな鉱山があって、鉱山によって全く違うタイプの水晶が発掘されます。
モンドクォーツの産地のアフリカの大地溝帯は、人類発祥の地とも言われています。
モンドのコンピューターのような、光の点滅のようなグリフや輝きは、人類に宇宙から大きな情報が送信されたかのようなイメージがあります。
産地のドドマ州コンドアは、有名な岩絵遺跡群があり、少なくとも1500年前のものだそうです。
Mondo Quartz Crystal(水晶、クリスタル)
27x21x17mm
10g
Mondo, Chemba, Dodoma Region, Tanzania
2017年に新鉱山から発見されたタンザニアのモンドクォーツ。その素晴らしい輝きは異次元の響きを持ち、スピリチュアルやヒーリング分野で話題になった石です。大きなタイムリンクや、斑点状の模様を持ち、従来のクリスタルには珍しく個性的な特徴を持っています。産出量は少なく、大きさも限られており、非常に希少なクリスタルです。
タンザニアのモンドはアフリカ東部の大地溝帯と呼ばれる活断層エリアにあります。このエリアはいずれ境界線となりアフリカ大陸から分離すると予測されています。激しい地殻活動と共に現れたモンドクォーツ。新しい時代の幕開けとなるメッセージを携えているようです。
モンドクォーツと同じ産地で発掘されたモンドアメジスト。高温で生成される柱面のないβクォーツや、あっても短い両剣水晶のような形をしています。この地域の地殻変動による自然放射線や宇宙線のような高温の熱の影響を感じさせます。
ジンバブエやザンビアのセプターアメジスト、ケニアのシリウスアメジストなど、アフリカは個性的なアメジストの産地が大地溝帯の国々に集中しています。まるでアフリカのピラミッド文明を表現しているかのような、ピラミッドの群れのようなモンドアメジストのクラスター。アフリカにはスーダンにもピラミッド文化があるのですが、ピラミッド文明とピラミッド型のモンドアメジストと面白い一致を示しています。
未来的な雰囲気を醸し出すマゼンタの発色のモンドアメジスト。アフリカの過去と未来を併せ持つ石のようです。βクォーツは柱面のないクォーツですが、上下の極と極がはっきりしているため軸のある石で、回転軸がはっきりしているセンタリング向きの石のように思います。