雪のような白さを持つデンドライトオパールのポリッシュポイント。
原石由来の結晶が内部に残っているレアなポリッシュです。
カットや研磨も素晴らしく、まるで水墨画のようなデザイン。
購入予定ではなかったのに、思わず入荷してしまいました。
中の結晶の様子はクォーツやカルセドニーのような塊状なのですが、オパールなのでしょうか?
硬さはクォーツの感じです。
ルースはデンドライト・オパールとして流通しています。
乳白色のやさしい色合いと雪景色のようなデザインに癒されます。
Dendrite Opal/Merilinite(忍石)
120x53x35mm
243g
Brazil
デントライトは鉱物の亀裂に混入したマンガンが浸透し、樹枝状に結晶したものです。結晶化したマンガンが植物や樹木もそのものに見るのは、自然の奇跡と言わざるをえません。鉱物自体はオパールなので、石の作用はオパールに属しますが、オパールの中にも樹木の成分が化石化したものから生成されたものもあるので、デントライト・オパールは古い地球の地層に眠る樹木の成分が形になった可能性もあるかもしれないですね。
オパールといえば遊色効果のあるキラキラした宝石が有名ですが、和名は「蛋白石」といって、もともと卵の白身の様に白いことから名づけられたそうです。デントライト・オパールはまさにその由来通りの真っ白な乳白色をしています。
デントライトはギリシャ語で樹木を意味するdendronに由来します。デントライトには樹木の記憶が残っていて、樹木や森の意識と繋がりをもたらしてくれる気がします。冬の雪原に生える針葉樹林のようなデンドライトのインクルージョン。白さが美しいロマンチックなデンドライト・オパールですが、寒い雪の中でもたくましく枝を伸ばす木々の打たれ強さや力強さも感じます。
私のリーディングでは、シリウスは地球上の生命の生死を司っています。それは月の裏側、月を通して地球に降り注がれています。シリウスは特に植物のサインが多く見られます。個々の生命よりももっと大きな種の命を生み育て、混ぜ、淘汰させる。采配をふるっているのではないかと思われます。