アトランティサイトのパームストーン。
スティヒタイトはアトランティサイトに入っている紫色の成分。
スティヒタイト・イン・サーペンティンとも呼ばれています。
紫の発色がとても豊かなアトランティサイト。
昨年末のミネショからです。
スティヒタイトは粘土質の石で、こちらも大きさの割に軽く少し乾いた感じがします。
軽めなのでパームストーンに最適。
鮮やかな紫は頭頂のチャクラに働きかけます。
穏やかな藤色と抹茶色のコントラストは、和の雰囲気もあり、心の落ち着きや老成を促すように思います。
Stichtite in Serpentine/Atlantisite
58x33x25mm
73g
South Africa
スティヒタイトはパープライトによく似た紫色の石。最初に発見されたのはオーストラリアのタスマニアで名前は発見者に由来します。鉱物的にはクロムとマグネシウムから成る炭酸塩ですが目立った情報がなく、鉱物としてよりもパワーストーンとして周知されているようです。スティヒタイトが入ったアトランティサイトの人気のせいかもしれません。
スギライトにもよく似たカラーのスティヒタイトはスギライトの産地でもある南アフリカでも発見されたようです。ヨーロッパやアフリカ、ブラジルなどでも産出されています。
感情にまつわる謂れが多く、感情面をコントロールする、安定させる作用があるようです。
エレガントでニュアンスのあるスティヒタイト。高貴な紫色と苔色の母岩はまるで苔の上に藤の花がかかっているようなとても和風な伝統美を思わせます。源氏物語や平家物語のような平安時代の優雅な公家文化や様式を思わせる一方で、どこかヨーロッパ的な気品を感じさせます。ヨーロッパ文明の礎のアトランティスの名が付いているのも偶然ではないでしょう。アトランティス系は極彩色や蛍光色が好きなイメージがあります。昆虫色のようなネオン系の色が、脳裏を刺激するのかもしれません。
現代文明を生きる私たちの記憶の中に、アトランティス文明の時代もあったでしょう。霊性や古い記憶を刺激する色だと思います。